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ブックマーク / www.nli-research.co.jp (3)

  • 出生「数」変化で知る都道府県の「本当の少子化」(2)-東京一極集中が示唆する出生減の理由-

    の合計特殊出生率(以下、出生率)が2022年は1.26であると発表されたことで、出生率に関する記事が増えている。しかし、いまだに「出生率とは何なのか」十分に理解しないまま原因分析に入ってしまうケースが少なくないように思われる。その場合、必ず「あんなに出生率の低い東京都は少子化促進エリアだ」というような議論が浮上する。 はたして、これはいかがなものか。出生率の計算式の因果関係を理解したうえで慎重な検討がなされなければ、単なる若者に人気の都会叩きにとどまることになる。 そもそも、出生率が上下する要因は3つある。 1.既婚者(日は98%が婚内子)のもつ1組当たりの子どもの数の減少 2.未婚者割合の増加(日では未婚者の出産に占める割合は2%程度で捨象する水準) 3.測定エリアにおける未婚女性の移動状況(日国全体では移民比率が2%程度なので捨象できるが、都道府県以下の単位では出生率に大きな

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    crode
    crode 2023/06/14
  • 国立国会図書館デジタルコレクションに感謝

    先日、某生命保険会社の古い社史を閲覧していたところ困った事態が発生した。ふと気付くと、手も机もスーツも(重い冊子なので抱えて運んだ)赤茶色の粘土のようなもので汚れてしまった。元は革張りの立派な装丁であったと思われるが、1950年代半ばのである。物理的な劣化は如何ともし難く、触ると表面が粘土状に剝げ落ちてしまうようだ。 さすがにもう一度あのに触れるのは避けたいと思っていた頃、たまさか国立国会図書館デジタルコレクションを紹介してもらう機会があった。所蔵されている書籍について、所定の手続きを経れば自分のパソコンから閲覧でき、印刷やPDF保存も可能とのことであった。 筆者自身、近隣の市営図書館はよく利用するものの国立国会図書館は30年ほど前に一度利用したきりである。会社の長期勤続者表彰式の事務局として、表彰対象者が入社した日の新聞の一面をコピーして帰ってくるという業務であったが、今となっては行

    国立国会図書館デジタルコレクションに感謝
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    crode 2023/06/01
  • 「ぴえん」とは何だったのか

    ■要旨 『三省堂 辞書を編む人が選ぶ「今年の新語2020」』選考発表会が11月30日、都内で行われ、大賞には「ぴえん」が選出された。「ぴえん」とは2018年から使われるようになった擬態語で、泣いている様子を現す若者の言葉の一つである。2019年にはAMFの「JC・JK流行語大賞2019」コトバ部門の1位、TWIN PLANETの「2019年ギャル流行語大賞」の2位、2020年にはInstagramメディア「Petrel(ペトレル)」の「2020年上半期インスタ流行語大賞」流行語部門の1位に選ばれるなど、若者を中心に広く使われている。筆者は過去のレポートで若者言葉は、「語感の良さ(ノリの良さ)」と「曖昧さ」が関係すると述べたが、「ぴえん」は当にその典型的な例であり、若者は「ぴえん」という音の響きを楽しむ一方で、その一言が持つ言葉の意味をその都度汲み取っているのである。レポートでは、「ぴえん

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    crode
    crode 2020/12/25
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