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ブックマーク / blog.livedoor.jp/science_q (4)

  • チャアンテキヌスのオスにみる生涯一度の激しくそして切ない恋とは - サイエンスあれこれ

    2013年10月23日 01:24 カテゴリサイエンス最前線〜動物・植物・微生物 チャアンテキヌスのオスにみる生涯一度の激しくそして切ない恋とは Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet チャアンテキヌス(写真:Antechinus stuartii)は、オーストラリア東海岸に生息するフクロネコ科の有袋類です。この動物は、哺乳類ではフクロネコ科の4つの属でしか確認されていない特殊な繁殖方法をとることで知られています。生後1年も経たないうちに成熟するチャアンテキヌスのオスは、エサとなる昆虫がほとんど手に入らない、生まれて初めての冬に、最初で最後の繁殖期を迎えます。約2週間続く、この一生に一度の晴れ舞台を終えた彼らは、1回で約14時間続く交尾によってぼろぼろになった筋肉と、抗ストレスホルモンで低下した免疫力のせいで、自らの仔を見るこ

  • 科学の自浄作用 - サイエンスあれこれ

    2011年07月23日 11:11 カテゴリ科学コミュニケーション 科学の自浄作用 Posted by science_q No Trackbacks Tweet 最近では、一般の人々も少しずつではあるが、科学論文というものの信頼性に疑問を持ち始めている。たとえ超一流誌に掲載された論文にも大ウソは五万とあるの だ。多くの人は、科学には自浄作用があると考えているかもしれない。間違った論文もいつかは否定され、駆逐されると。しかし実際は、あやしい論文が最終的 に取り下げられることは、データの捏造が明らかになった場合などいくつかの悪質なケースを除いてほとんどない。グレーな論文は、いつまでもグレーなまま存 在し続ける一方、清廉潔白な論文と何ら区別されることなく検索され続けるのである。それは一体どうしてなのだろう。アメリカの著名なサイエンス・ライターであるCarl Zimmer氏は、ニューヨーク・タイ

  • ホントは怖い?自動水栓 - サイエンスあれこれ

    2011年04月09日 08:27 カテゴリ科学と暮らし ホントは怖い?自動水栓 Posted by science_q No Trackbacks Tweet 最近どこのトイレでも目にする機会の多い自動水栓。蛇口がなく、手をかざすだけで水が出て、流しっぱなしや、閉め忘れもない自動水栓は、水資源の節約には うってつけです。でもそればかりではありません。不特定多数の人が触れることになる蛇口をなくしたことで、衛生的にも非常に良い・・・とされてきました。 これまでは。ところが、つい先日、アメリカのダラスで行われた全米健康疫学学会総会において、ジョンズホプキンス大学病院の感染症専門医であるEmily Sydnor氏は、自動水栓に衛生面でのメリットはほとんどないという衝撃的な発表をしたのです(写真は文とは一切関係ありません)。 Sydnor氏らは、2008年12月から2009年1月までの2ヶ月間、

  • 未来が過去を変える?〜超まじめな超心理学 - サイエンスあれこれ

    2011年01月13日 02:31 カテゴリ疑似科学? 未来が過去を変える?〜超まじめな超心理学 Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 今回は、当に久しぶりですが「疑似科学?」のカテゴリーで、最近公表され物議を呼んでいるある有名な論文をご紹介します。この論文の著者である、米コーネル大学のダリル・ベム教授(写真)は、「自己知覚理論」と呼ばれる正統な心理学理論で60年代後半に一世を風靡した、若き新進気鋭の心理学者でした。 そんな彼が超心理学に関わるようになったのは、プリンストン精神物理学研究所で乱数発生装置を用いた超心理学実験に没頭していたチャールズ・ホノートンとい う超能力肯定派に協力を依頼されたからだと言われています。学生時代にマジシャンのアルバイトで学費を稼いでいたベム教授はトリックにも通じ、実験データ の統計処理もお手

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