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民俗学に関するcrow_henmiのブックマーク (43)

  • いかにして『八尺様』は生まれたのか/Web怪談と現代のオカルト - デマこい!

    2ちゃんねるが誕生したのは1999年5月、ノストラダムスの大予言の直前だった。2chはオカルトと共に産声をあげた。現在ではオカルトの表舞台からUFOや国家の陰謀が消えて久しく、代わりにパワースポットや、くねくね・八尺様のような新世代のオカルトが人気を集めている。この10年ほどで奇譚や都市伝説はどのように新陳代謝してきたのだろうか。ネットでよく見かける怪談を時系列に並べてみたら、その変遷と発展の系譜が浮かび上がってきた。 キーワードは4つ: 「物語の複雑化」 「寺社でのお祓いはいつから常識になったのか」 「モンスターモノの完成」 「巻き込まれ型被害者から過失のある被害者へ」 ネットで頻繁にコピペ・拡散されている怪談のことを、ここではWeb怪談と呼びたい。また、各Web怪談の書き込まれた時期については洒落怖まとめサイト(http://syarecowa.moo.jp/)等を参考にした。 ※まと

    いかにして『八尺様』は生まれたのか/Web怪談と現代のオカルト - デマこい!
  • 中里一日記: なぜアトランティスは戦士ばかりなのか

    なぜアトランティスは戦士ばかりなのか 昔、『ムー』のような雑誌の文通欄で、「前世」が流行したことがある。前世での所属や手がかりなどを述べ、前世の仲間を探すという遊びだ。私はあいにく実物を見たことがないが、前世の職業として「戦士」が目立って多かったという。 しかしこれは考えてみると不思議だ。日渡早紀『ぼくの地球を守って』は前世ブームのあおりをって評判になった作品だが、これに登場するのはエンジニアと自然科学者である。最近ではエロゲーの『白詰草話』の主人公が自然科学者だ。転生が物語上の鍵になる作品で、前世が戦士という例は、セーラームーン以外には思い出せない(そしてセラムンは前世ブームの影響を受けている)。 過去の超文明なるものを想定し、その記憶を持つ人物を登場させるなら、エンジニアと自然科学者になるのが素直な発想だろう。なぜ戦士なのか。 近い過去の「戦士」の実例をみても、心躍るような代物ではな

  • フィクションが民俗学的に報告されていたという話

    星新一の有名なショート・ショート「おーい でてこーい」が日文研の怪異・妖怪伝承データベースに「ゴミの穴」という話で報告・収録されていた、ということに関するツイートまとめ

    フィクションが民俗学的に報告されていたという話
  • 中里一日記: 革命後の世界を求めて

    革命後の世界を求めて 赤松啓介『非常民の民俗境界』(明石書店)を読んだ。 分類としては一応、民俗学の研究書になるかもしれない。祭祀・差別・性・階級などさまざまなテーマを扱っている。しかし結論や概要のある論文ではなく、書自体が民俗のありようを証言する一次史料となっている。 著者は、戦前の加古川流域(兵庫県)で行商・共産系の社会運動・民俗学の調査の3つを同時に行ってしていたという人物で、社会生活のドブの底に浸かって活動した過去にふさわしく、いかがわしく迫力のある読み物になっている。書の記述がどこまで事実を反映しているかというと疑問符がつくが、いかがわしさを含めつつ書き記す著者の態度には、見るべき真実がある。 書を読んで、私はぐったりと疲れた。書の調査対象となった農村の内輪ぶりに打ちのめされた。 「内輪」とは、たとえば書247~248ページ: そこでよくいわれるのは、若衆仲間の目的・役

  • その昔は祭りというのは相当にやばいものだったらしいが - Living, Loving, Thinking, Again

    http://blog.livedoor.jp/skeltia_vergber/archives/50314491.html ここでは、『読売』と『毎日』の記事が引用されている。浅草の「三社祭」で、「神輿」の上に乗った連中が「都迷惑防止条例(粗暴行為の禁止)違反や公務執行妨害容疑」(『毎日』)で現行犯逮捕されたという。「浅草神社は祭りの開始前、神輿に1人でも乗ったら、境内から出る時の「宮出し」と呼ばれる行事を中止すると、担ぎ手側に通告しており、今後の対応を協議している」(『読売』)。これに関しては、 現場では「神輿に乗るな」と警官が注意していたけど、夕方のテレビのニュースを見たら、やっぱり乗ってるのがいた。見ればどれも倶利伽羅紋紋の怖そうな方ばかり。あの方々に下りろというのは、一般人ではなかなか難しいだろう。 見ているほうからすれば、神輿の上に人が乗っていたほうが絵になるような気もするけれ

    その昔は祭りというのは相当にやばいものだったらしいが - Living, Loving, Thinking, Again
  • フォークロアについての議論

    あるpostがRTの過程において フォークロア化したことについての軽い議論のまとめ。 ※これは事件そのものを貶める目的ではなく、RTの過程でフォークロア化したことについてのみ意味を有する。このリスト編集に他意は一切存在しない。

    フォークロアについての議論
  • ケンムン - Wikipedia

    ケンムンまたはケンモン(水蝹[注 1])とは、奄美群島に伝わる妖怪。土地ごとに相違があるものの、概ね河童や沖縄の精霊(妖怪)であるキジムナーと共通する外観や性質が伝えられている[7][8]。 古くは江戸末期の文献『南島雑話』に「水蝹(けんもん)」と記述される[注 2][9]。相撲好きで人に逢えば挑戦するとされ(河童と共通)、画では頭に皿があって河童と同様な姿である[10]。かつては人害を及ばさず木こりや薪拾いが運ぶのを手伝う、目撃はまれで人家や人っ気の多いところから退散する、と記される[9][11]。別名「カワタロ」「山ワロ」との付記もみえ、ケンムンの一種に宇婆があるとしている[注 3][12]。 昔と今では、ケンムンの概念の変遷が生じている。すでに幕末の頃から、有益無害だという伝承は失われつつあった[14]。時代を経るにつれ、ケンムンは一転して危険で忌避すべき存在となった。木運びを手伝う

    ケンムン - Wikipedia
  • mediaとしての〈式神〉〈妖怪〉

    tricken@暁月6.0済 @tricken 道具も身体も言語も市場も政治文化も絵画も音楽も演劇もキャラも、名前も、性交でさえも、媒体(medium,media)でしかない。意思を直列で結ぶ魔法のクスリは存在しない。全ては人が繰り出す式神である。というのがどうやら僕の世界観らしい。 [必ずや名を正さんか] 2010-01-25 01:34:49 tricken@暁月6.0済 @tricken 〈式神〉とは「実行手段のシステム選択」であり、「調整とその運用」は変わらず使い手の手元にありますよ。システム選択、システム解釈、システム運用の三分の束ね方を「式神使い」と呼びたい。QT @GeistP: 「式神」って言うと「手段」と「媒体」がひとつに潰れちゃう 2010-01-25 04:09:08

    mediaとしての〈式神〉〈妖怪〉
  • デジタルニューススレッド : 嫁の実家の葬式がどう考えてもおかしい件

    2009年11月19日21:15 嫁の実家の葬式がどう考えてもおかしい件 1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 12:50:36.54 ID:m8T5q05q0なんか死者蘇生の儀式みたいなの やらされたんだけどwwwwww 掲示板タイトル:嫁の実家の葬式がどう考えてもおかしい件 掲示板URL:http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1258516236/ 2 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 12:51:19.99 ID:SDV02CljO何教だよ 8 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/11/18(水) 12:53:04.11 ID:m8T5q05q0>>2 よくわからん 気になって調べたんだけど見つからないし 土着信仰?的なものか

  • 『旅する巨人』/海の民の遺産 - 白鳥のめがね

    常一と渋沢敬三という二人の巨人の「交差的評伝」とも言える佐野眞一著『旅する巨人』を読んで、いろいろと感銘を受け、今後の読書の課題を与えられたという感じがした。 このタイミングで僕が同書を読んだのは『神と資と女性』という、宮田登と網野善彦の対談があって、これも日列島の社会において金銭にたいする感覚はどのようなものだったのかを掘り下げながら、交換とか交易とか商業ということの意味合いを人類史的な視点から考えるという、とても興味深く啓発的なだったのだけど 神と資と女性―日列島史の闇と光 作者: 網野善彦,宮田登出版社/メーカー: 新書館発売日: 1999/06/29メディア: 単行この商品を含むブログ (6件) を見るその対談の中で、宮常一と渋沢敬三の話が出てきて、『旅する巨人』が高く評価されていたので、すぐに続けて読んでみたというわけだった。 乱読時代まで 宮常一は、10代

    『旅する巨人』/海の民の遺産 - 白鳥のめがね
  • 新生活を迎えるにあたって役立つサイトまとめ :VIPPERな俺

    crow_henmi
    crow_henmi 2009/08/12
    2ch自体が民俗学のフィールドめいたところがあると思う。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

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    crow_henmi
    crow_henmi 2009/05/05
    「つき」の問題には嫉視反感だけでなく「確率性」(小松和彦的意味での)の問題もかかわってくるし、因果が逆転していることもあることについて注意を促したい。
  • 女性がほとんど裸体に近い格好で生活しているような民族というか部族がアフリカなどに存在しますが、 そこに属している男性たちはどのような性的志向を持ち、ど…

    女性がほとんど裸体に近い格好で生活しているような民族というか部族がアフリカなどに存在しますが、 そこに属している男性たちはどのような性的志向を持ち、どのような性生活を送っているのでしょうか? 例えば、彼らは女性の胸などに対して性的に興奮したりするのでしょうか?また、いわゆる「愛撫」をきちんと(?)行ったりするのでしょうか? アフリカなどでは女性の割礼も行われていたりしますが、そういったことに起因すること等を含めて、どのような性生活が営まれているか教えてください。

  • ヤンキー文化論序説 - 情報考学 Passion For The Future

    ・ヤンキー文化論序説 凄く面白い。これまでスルーされてきた日文化質を見事に突いた気がする。微妙なテーマであり、勇気ある研究フォロワーがどのくらい続くのかが気になるところだが。 五十嵐太郎、宮台真司、都築響一、永江朗ら気鋭の論客達が日の「ヤンキー文化」を真面目に論じた論文集。多くの論者が自分はヤンキー体質ではなくて恐縮だがと前置きをしてから話を始めるのが特徴的である。 横浜銀蝿、BOOWY、矢沢永吉、つんく、SPEED、安室奈美恵、ヒップホップ、工藤静香、浜崎あゆみ、ケータイ小説、暴走族、気志團、YOSHIKI、DJ OZMA、祭り...。日文化の底流に流れる不良的な要素を大衆は愛する。地域の祭りも元ヤンキーの大人達が取り仕切る。 「日人の三大気質はヤンキー、ミーハー、オタクである」とナンシー関は言ったそうだが、このうちカルチャーの"ミーハー"と、サブカルの"オタク"は研究が進ん

  • 都市伝説一覧 - Wikipedia

    生物学的に存在が証明されていない動物のことを「未確認生物」(略称・UMA)と呼ぶ。以下ではその中でも都市伝説として広く話題になったUMAを取り上げる。 南極のニンゲン・ヒトガタ 南極に現れるとされる未確認動物。

    都市伝説一覧 - Wikipedia
  • 『ムー』読者ページの“前世少女”年表 - ちゆ12歳

    ちゆのごあいさつ はじめまして。私は、仮想世界に生きる“電子の妖精”ちゆといいます。実体を持った女性よりも空想の美少女が好きだ!という二次元コンプレックスな方のために生まれた新しい形のネットアイドルです。どうかよろしくお願いします。(バーチャルネットアイドル・ちゆ12歳) 80年代、オカルト雑誌『ムー』の文通相手募集欄を見ると、 「戦士、巫女、天使、妖精、金星人、竜族の民の方、ぜひお手紙ください」 「前生アトランティスの戦士だった方、石の塔の戦いを覚えている方、最終戦士の方、エリア・ジェイ・マイナ・ライジャ・カルラの名を知っている方などと」 といったお手紙がたくさん掲載されていました。 この発生時期について諸説あったので、簡単にまとめてみました。

  • 憑きものというスティグマ - 地下生活者の手遊び

    小松和彦「憑霊信仰論」をテキストにして、呪術思考で富の偏在などを説明するという例を以下に示しますにゃ。 憑霊信仰論 妖怪研究への試み (講談社学術文庫) 作者: 小松和彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 1994/03/04メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (45件) を見る マナ マナについての日大百科の記述を引用 mana オセアニアに起源をもつ語で、超現実的で不可思議な力の観念とされるが、最近では地域や脈絡によってさまざまな意味を示すことが明らかになってきた。すなわち、マナは、超自然力、影響力、呪力(じゅりょく)、心力、非人格力、神(聖)力、効力、奇蹟(きせき)、権威、威信などの意味をもつとされる。 特質 マナは人間のもつ通常の力を超えて、あらゆる方法であらゆるものに作用する超自然力で、それ自体としては非人格的であるが、つねにそれを行使する人間

  • 2008-08-10

    スランプだと思う。書けずに苦しむとはこういうことなんだなあ。 まさか自分にスランプが来るとは思わなかった。誰も自分にそれがふりかかるとは思わないように。だから最近そのストレスをブログにぶちまけていたのかもしれない、という話をある人(最近逢う人にはこの話しかしていないのだが)にしたら、ブログに整然と論を立てて書かれた文章がストレスの兆候というのは相当病んでいるのではないか、と言われた。 いや、ストレスってそういうものだと思うのだけれど。 某社某さんと打ち合わせをしたときに出た話。 わたしが入院しているときに限って世間では大事が起こる。 中学の時、正月に喘息で呼吸が止まり、ICUに入れられて、やっと退院したら街がやたら静かで、帰ってから前日に昭和天皇が崩御したことを知った。 いまわたしが付き合っている病のそもそものはじまりのとき、大手術を終えて入院しているときに、世界貿易センタービルに旅客機が

    2008-08-10
  • ハレとケ - Wikipedia

    結婚式での晴れ着[1] ハレとケとは、柳田國男によって見出された、時間論をともなう日人の伝統的な世界観のひとつ。 民俗学や文化人類学において「ハレとケ」という場合、ハレ(晴れ、霽れ)は儀礼や祭、年中行事などの「非日常」、ケ(褻)は普段の生活である「日常」を表している。 ハレの場においては、衣住や振る舞い、言葉遣いなどを、ケとは画然と区別した。 もともとハレとは、折り目・節目を指す概念である。ハレの語源は「晴れ」であり、「晴れの舞台」(=生涯に一度ほどの大事な場面)、「晴れ着」(=折り目・節目の儀礼で着用する衣服)などの言い回しで使用されている。これに対し普段着を「ケ着」と言ったが明治以降から言葉として使用されなくなった。また、現代では単に天気が良いことを「晴れ」というが、江戸時代まで遡ると、長雨が続いた後に天気が回復し、晴れ間がさしたような節目に当たる日についてのみ「晴れ」と記した記録

    ハレとケ - Wikipedia
  • 妹の力 - Wikipedia

    妹の力(いものちから[1]、いもうとのちから[2])は、古代日における女性の霊力に関する一種の呪術的な信仰である。柳田國男が著作『妹の力』(創元社、1942年)[3]において論述した。 ここでいう「妹(いも)」は、現代の生物学上もしくは社会学上の定義における妹ではなく、母、姉妹、伯母や従姉妹等の同族の女性、、側室、恋人など近しい間柄の女性に対する呼称をさす。 古代日において、男性は政治、女性は祭祀をつかさどる存在であり(ヒメヒコ制)近親者や配偶者となった男性にその霊力を分かち与えることにより加護を与える存在とされた。 ちなみに、アイヌ民族においては信仰の場における女性と男性はほぼ同格の存在であり、男性が祭祀、女性が呪術に特化しているとされる。 『古事記』及び『日書紀』において妹の力に関する記述は枚挙にいとまがない。 毒虫や蛇から恋人を守るスセリヒメの比礼(アクセサリー的な細布)や、