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2006年5月21日のブックマーク (6件)

  • macska dot org >> Blog Archive >> 「完璧な愛」が隠蔽する国際養子制度の帝国主義的歴史

    ここのところ林道義氏とのくだらないやり取りが続いてしまって、以前からの読者が離れてしまったのではないかと心配になってきたのだけれど、今回以前別ブログで少し触れたところリクエストがあった「国際養子縁組問題」について取り上げる。とはいえ、日は国内の子どもを海外に送り出すことも海外の子どもを養子として引き受けることもほとんどしていないのであまりピンと来ないかも知れないので、ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーの話からはじめてみたい。以下は、少し古いのだけれど映画情報サイトの「FLIX ムービーサイト」に掲載されたジョリーの半生についての記事から引用。 【知性 国連大使としての、知性あふれる横顔】 『トゥームレイダー』の撮影で、海外ロケに行ったアンジーは、さまざまな海外の情勢に目を向けるようになります。特に彼女が興味を持ったのは、撮影でも行ったカンボジアの地。 2001年に、彼女は国連難民事務

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  • DV被害者支援を志す人はマツウラマムコ著「『二次被害』は終わらない」に絶望せよ

    サブカル路線に走った軽い記事に混じって「女性学年報」第26号に掲載されたマツウラマムコ氏の論文「『二次被害』は終わらない 『支援者』による被害者への暴力」を読む。マツウラ氏はこのブログにもたまにコメントをくださっている方で、性暴力やドメスティックバイオレンス(DV)への取り組みにおける「支援者の暴力」の問題に関してわたしと似たアプローチを取っているのだけれど、わたしが常々問題としているような「DVシェルターにおける権力構造」みたいなある意味社会設計によって解決可能な問題よりさらに奥にある解決不可能な構造的問題まで射程を伸ばしている点で評価できる。 わたしの「支援者」批判の論理は大きく2つに分けられる。1つはDVシェルターをはじめとするフェミニズム系の団体にありがちな構造上の問題であり、もう1つはそれを支えるフェミニズム発祥のイデオロギーというか「気分」だ。前者について詳しく言うと、例えばシ

    DV被害者支援を志す人はマツウラマムコ著「『二次被害』は終わらない」に絶望せよ
  • なぜ左翼は若者が自分たちの味方になるなどと、馬鹿面下げて思っているのか

    もしくは、なぜ、若者はウヨクになるのか。 前書きと、論理の全体像 どこかで、「なぜ若者たちは、自分たちがい物になるのに、ウヨクを支持するのか。それが分からない」などと言っているのを見た。どこだったかは忘れたし、今さら探す気もない。 そして、これが現代左翼層のリアルな認識だろう。「自分たちはいつでも生活者の立場に立っているのだから、生活者である若者は我々の味方につくはずだ」。いわゆるブルジョワジーとプロレタリアート的な社会理解は左翼の分である。 しかし若者は……若者といっても、ここでは「若者」の基準を明確にしておいたほうがいいだろう。ここからいう「若者」は特に断りのない限り、「フリーターやニートなど、学歴も収入も低い若者」であると考える。つまり、ネットで知識人気どった「ウヨ厨」の事を指す。年代はひとまず、若者というにはすでに厳しい25歳以上、30才以下を想定するが、もう少し上下広げても構

  • ゆとり教育、学力低下を解体する「論考空間」

    文部科学省や学習指導要領、受験競争や階層や大衆教育社会の問題についての分析。ゆとり教育、学力低下を解体する 「論考空間」 最終更新日:2004/1/31 学力低下、ゆとり教育、受験をめぐる膨大な議論。しかし、もしそれらが誤った立脚点のもとで行われていたとしたら? 「論考空間」は、それ以前の「理科離れ」や戦後「生活単元学習」、現代科学論、環境論など、総合的に教科教育を見直すことによって、現代教育問題の質を探ることを目的としたホームページです。 お知らせ! 臨時投稿『中村修二さんおめでとう!青色発光ダイオード「600億円の勝利」』UPしました。 あわせてご覧ください。 − トピック1 − 学力調査に重大な欠陥あり! 多くの学力低下論者が行ってきた学力調査、それまで、時系列の変化を調べたものがほとんど行われてこなかったため、そのほとんどが急遽実施されたものである。しかし、そのような

  • 貨幣の散歩道

    第1話 貨幣の始まり 第2話 和同開珎 第3話 皇朝十二銭 第4話 貨幣のない日々 第5話 出挙と質 第6話 渡来銭の流入 第7話 黄金の国「ジパング」と平清盛 第8話 義満と渡来銭 第9話 私鋳銭の登場 第10話 渡来銭の劣化と撰銭 第11話 11世紀からあった為替取引 第12話 土倉と金融業の発達 第13話 徳政令の意味 第14話 金銀の増産と領国貨幣 第15話 東と西の永楽銭 第16話 戦国時代における貨幣の流通 第17話 信長・秀吉の経済政策 第18話 信長・秀吉・家康の貨幣 第19話 三貨制の成立 第20話 東の金遣い、西の銀遣い

  • 僕と非モテと「非モテ」の死ぬ道

    来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…

    僕と非モテと「非モテ」の死ぬ道
    crowserpent
    crowserpent 2006/05/21
    初出は2005年11月20日(第4回文学フリマ)。関連:http://d.hatena.ne.jp/kmizusawa/20060712/p1