かほく市の独身税に関するニュースで侃侃諤諤しているようですが、私はその中での「ブルガリアの独身税」の話が気になりました。多くの人がソースとしていたのは以下のサイトです。 houritsu-madoguchi.com ブルガリアでは過去に「独身税」を導入し失敗したという経緯が書かれているのですが、要点をまとめると以下の通り。 ①導入時期は1968~1989年。 ②ブルガリアでは少子化が進み、労働力不足が懸念されていた。 ③収入の5~10%を徴収。 ④出生率は2.18→1.86に下がった。 ⑤原因としては、税率の高さによる経済的貧困から結婚や出産が遠のいたため。 ただ、私は上記記事は、引用される回数の多さのわりに、細かな誤謬もあり(「出産率」*1という表記や、出生率を「2.18%」とパーセント表記したり)、果たしてそこまで信頼に足る情報源かというところに疑問をもちました。 というわけで、果たし
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