2012/5/6の文学フリマで発行した『百合人―ユリスト―』。 当日ブースには、〈百合 is PANK〉というバナーを貼り出しました。 この言葉は、誌上でアンケートをもとに行なった対談の中で、藤山京子さんから出てきたものです。 「…ロックイズデッド百合イズパンクだよ。思想と密接に関係してくるという。」 「なんかこう。社会を変えるパワーというか。ウテナ的な、突破するパワーを感じますよね。」 (「対談・百合イズパンク!百合は世界を革命するか?」より) しかし、BLや百合という同性愛の作品が、「カウンターカルチャーになってしまうこと」自体を問題視する見方もあるんだなあ、と最近目にする議論の中でよく感じたりしています。 ・それこそ「腐女子のゲイ差別」として問題になったりしたこととか。 (BLを愛好する人たちの中でヘテロの女性だけを「腐女子」と名指して、その人たちがBLをきっかけに現実の同性愛者の存