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BL・801と創作と批評に関するcrowserpentのブックマーク (20)

  • どこへさんぽ・なにをさんぽ:「百合イズパンク」・同性愛作品のカウンター性

    2012/5/6の文学フリマで発行した『百合人―ユリスト―』。 当日ブースには、〈百合 is PANK〉というバナーを貼り出しました。 この言葉は、誌上でアンケートをもとに行なった対談の中で、藤山京子さんから出てきたものです。 「…ロックイズデッド百合イズパンクだよ。思想と密接に関係してくるという。」 「なんかこう。社会を変えるパワーというか。ウテナ的な、突破するパワーを感じますよね。」 (「対談・百合イズパンク!百合は世界を革命するか?」より) しかし、BL百合という同性愛の作品が、「カウンターカルチャーになってしまうこと」自体を問題視する見方もあるんだなあ、と最近目にする議論の中でよく感じたりしています。 ・それこそ「腐女子のゲイ差別」として問題になったりしたこととか。 (BLを愛好する人たちの中でヘテロの女性だけを「腐女子」と名指して、その人たちがBLをきっかけに現実の同性愛者の存

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    crowserpent 2012/05/09
    「ヘテロとして」語ることが、そのヘテロ規範自体が変容していることを覆い隠してしまう。語る言葉が現実に追いついていない「語れなさ」について。/関連:http://togetter.com/li/297541
  • BLと百合のフェミニズム - 鳥籠ノ砂

    ここ一年で、BLと百合に対する見方が大きく変わった。むろん、その二、三年前ではまた別の見方をしていたので、これから変わっていく可能性も大いにある。とはいえ、少し考えをまとめておく必要があるだろう。 たとえば、私は一年前「BLや百合は同性愛者への暴力だ」ということを書いている。一方で、「BLや百合は現実の同性愛や両性愛とはなんの関係もない」ということも書いている。だが今にしてみれば、この二つの主張は全く相容れないことが分かる。現実のものと関わらないものが、どうやって現実のものに暴力を振るうことができるのか。当時の私は、どうやら次のようなことを言いたかったらしい。「たとえばBLの多くは、たんに『異性愛のやり方』を(攻め・受けという形で)同性に当てはめているだけだ。それは実際の同性愛や両性愛とは別ものだし、セクシュアリティを一つの枠組みに押し込めている点で暴力なのだ」と。そして私はこうした考えの

    BLと百合のフェミニズム - 鳥籠ノ砂
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    crowserpent 2012/03/14
    「ほんもの」の同性愛と虚構としてのBL・百合、という対立の無意味さ。
  • 男性オタクが「関係性にブヒる」ようになった - シロクマの屑籠

    十年ほど昔、斉藤環Dr.だったか、年長の人による「男性は視覚で萌えて、女性は関係性に萌える」といったオタク男女間の相違を読んだことがあった。また、「男性はキャラクター単体に萌えて、女性はキャラクターの関係に萌える」というバリエーションも見かけたと思う。多少の例外はあるにせよ、当時の認識として、これらは概ね合っていたような気がする。 でも、最近のニコニコ動画のコメントを眺めていたり、オタク仲間と意見交換したりしていると、こうした理解が時代遅れになり始めているんじゃないか、と思うようになってきた。そのへんについて書き残しておく。 ただし、オタク男女間の違いが無くなったわけではない 予め断っておくが、私は「男性の萌えと女性の萌えが同じになってきた」とまで言いたいわけではない。 同人誌などに典型的だけど、男性と女性の萌えの形・あるいはキャラクター消費の形には、現在でも相当に大きなトレンドの相違が

    男性オタクが「関係性にブヒる」ようになった - シロクマの屑籠
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    crowserpent 2011/06/24
    既に言われてるけど、「無視されてたものが表面化した」ってだけの話だよね。「やおい」だってずっと頓珍漢な分析をされ続けてきたわけで。
  • BL・やおい作品とゲイカルチャーの関係

    みとこ @mitoko_dij 腐女子の端くれとしてあえて言うならば、100%完全にその差別意識から解き放たれているヤオイ(BL)作品というものが仮に存在するとして、それは現在流通してるものの大多数とはいえない、のではないかと思う。 「ヤオイ(BL)はゲイを差別か?」http://bit.ly/iDusVt れんのすけ @rennosuke 差別意識があるかどうかはともかく、やおい・BLはゲイカルチャーとは明らかに断絶してるよね。RT @mitoko_dij: 腐女子の端くれとしてあえて言うならば、100%完全にその差別意識から解き放たれているヤオイ(BL)作品というものが仮に存在するとして、それは現在流通してるもの

    BL・やおい作品とゲイカルチャーの関係
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    crowserpent 2011/05/11
    id:lisagasu氏のコメントになるほどと思った。BL・やおいとゲイ文化は「最初は断絶していたものが近接しつつある」んじゃなく、元々断絶してはいなかった、と。http://b.hatena.ne.jp/entry/41808118
  • 非モテタイムズってメディアとしてどうなの?(とある記事についてのやりとり)

    有村悠%C91・1日目(木)東M25a @y_arim .@meganeou この記事についてぼくが言いたかったのはただ「文字数が少ない」ことだけじゃなくて、ツッコミ・分析が浅すぎること。「ジャンプ腐女子向けと言われている状況がある」にしたってもうちょっと.. http://togetter.com/li/49102 @meganeou @y_arim たしかに仰るとおりです。文字数の件は私が出した一つの解決策です、お気になさらず。有村氏のお名前は、利用させていただきました。批判に耳を傾けない人間だと思われないために、話を聞いている具体例として。申し訳ないそして多謝。

    非モテタイムズってメディアとしてどうなの?(とある記事についてのやりとり)
  • 宇野常寛のホモ小説『AZM48』をめぐる議論

    宇野常寛 @wakusei2nd やばい、東さんがまた妬いちゃうよ。。。 RT @lingyin21 宇野常寛(@wakusei2nd)と福嶋亮大(@liang_da)が絡み合う夢を見て目が醒めた。あまりに気分がすぐれなかったので二度寝したら大汗かいて目が覚めた。閉め切りの部屋、室温は34度……。

    宇野常寛のホモ小説『AZM48』をめぐる議論
  • まとめよう、あつまろう - Togetter

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  • オナニーは、セックスで代用できません - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)

    mojimojiさんの次のエントリを読んでいて、私は「ヴァーチャル・ポルノを代替物として使う」という表現について、かなり考え込んでしまった。 mojimoji「主体と欲望と表象」 http://www.mojimoji.org/blog/0266

    オナニーは、セックスで代用できません - キリンが逆立ちしたピアス(ブログ版)
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    crowserpent 2010/03/26
    自慰行為についての真摯な自己分析であると同時に、「欲望への規範」の恣意性を告発した重要な記事。
  • 作者が801同人サイトを見ていた(追記アリ)

    現在絶賛アニメ放映中の某作品の801二次創作サイトをやっています。 15禁程度のエロと原作漫画やアニメの感想を載せた日記がメイン。 カプ萌え話もですが、漫画にネタや真剣なツッコミを入れたりすることもしばしば。 そこまで閉鎖的ではありませんが、入り口には最低限の注意事項があります。それで問題なくやってこれたので。 掲示板もなく、訪問者とのコミュニケーション手段はWeb拍手と定期的な絵チャット会だけなのですが、つい半年ほど前”作者からWeb拍手がありました”。 内容は”いつも応援してくれてありがとうございます”といったようなもの。 最初は偽物かと思いましたが、作者のブログに”(自分のキャラクター)を描いているサイトをたまに見るのだけど、つい衝動的に足跡を残してきてしまった”とあったので物だと認識。 その後も何度か拍手がありましたが、私は人が見ていようが作品に対する愛も含め、辛口なツッコミや

    作者が801同人サイトを見ていた(追記アリ)
  • 御法度を生み出すもの - 地を這う難破船

    ⇒誰でも美少女戦士になりたいはずだ - 地下生活者の手遊び ⇒なぜ僕が美少女戦士になりたかったのか? - 地下生活者の手遊び ⇒はてなハイク サービス終了のお知らせ ⇒異性愛というありふれたヘンタイ(再追記アリ - 地下生活者の手遊び 「大島渚テーゼ」と私が勝手に呼び習わしている観念があって。「男たちは愛し合う代わりに殺し合わなければならない」という。そして、愛し合う代わりに殺し合わなければならない男たちは、殺し合う代わりに社会を作った。現行の社会を。その秩序ある社会を、ホモソーシャルと言う。あるいは国家を。それは、男たちの都合により、愛し合うことと殺し合うことを忌避することによって成り立っている。その「都合」を、オブセッションともポスト近代な現在では言う。 別に大島監督がそういうことを説いていたわけではない。ただ「男たちは愛し合う代わりに殺し合わなければならない」ことを――その代替物とし

    御法度を生み出すもの - 地を這う難破船
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    crowserpent 2009/11/26
    地下猫氏の韜晦が過ぎて意味不明だったけど、そういう話だったのね。「愛し合う代わりに殺し合う」構造を再び「愛」へと読み替えるやおいの構造を併せて考察すると面白いかも。
  • はてなブログ | 無料ブログを作成しよう

    私、餡子のためなら逆立ちだってしますよ。 こじらせている。 べたいと思ったらべたいのである。 ここが北カリフォルニアの片田舎であろうと、私があんみつがべたいと思えば、あんみつは今すぐ作ってべなくてはいけないものになる。いしん坊の思考は凄まじい。 子供が観ていたアニメで、赤ちゃんが空の…

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  • 『欲望のコード マンガにみるセクシュアリティの男女差』を読む - ohnosakiko’s blog

    欲望のコード―マンガにみるセクシュアリティの男女差 (ビジュアル文化シリーズ) 作者: 堀あきこ出版社/メーカー: 臨川書店発売日: 2009/06/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 194回この商品を含むブログ (13件) を見る こちらのコメントの最後でもちょっと触れたが、レディコミ、TL(ティーンズ・ラブ)、ヤオイ(男性の同性愛恋愛を扱ったコミックの総称として、二次創作作品「やおい」と区別して表記)についての分析を通じて、女性のセクシュアリティ、性欲のあり方を論じている。つい最近出たばかりの。先ほど読了。 以下、出版社のHPの紹介より。 日において、女性のための性を描いた恋愛コミックは、一市場を築く商品ジャンルとして確立している。稿はこれら〈性的表現を含む女性向けコミック〉の比較分析を通し、メディアの受け手である現代女性がどのような作品を望んでいるのか、また、どの

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  • 中里一日記: ポルノ産業を本当に潰したければ

    ポルノ産業を当に潰したければ http://d.hatena.ne.jp/axgx/ 子供を差別することには、誰も疑問を持っていないらしい。この問題の関係者にとっては、子供は人間ではないのだろう。 人はいま『18禁』とあまりにも軽く言うが、よく考えてみれば、それは18歳未満の人々をのけ者にする制度、すなわち、差別である。どうして誰も、この根的な問題に目を向けないのか。 「青少年を保護するために~」「住み分けすることでしか守れない表現が~」という理由づけは、なるほど合理的ではある。南アフリカ共和国のアパルトヘイトも合理的だった。南アフリカ共和国の経済や治安は、アパルトヘイトの廃止によって大幅に後退し、人々は不幸になった。ではアパルトヘイトを続けるべきだっただろうか。 根的な問題がお気に召さないという向きのために、別の方向からも『18禁』を攻撃しておこう。 「青少年を保護するために~」と

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    crowserpent 2009/06/12
    一定の説得力を持つ議論ではある。だが、それでもゾーニングに一定の合理性はある。あくまで「必要悪」に留まるけども。
  • 自分の心の痛みが他者の萌えツボだったら? - 「ざれごと寝言大事なこと」日記#6

    ビアンと百合ヲタ・ゲイと腐女子の確執みたいなのの原因じゃないのかと思えることを、今回タイトルに凝縮してみた*1。 最近気がついたこと。 ここで紹介したの中の1の短編によって、自分の心の痛みの原因というか、辛かった経験が描いてあるかのような話で萌えた人間がいるということに気が付いて、いろいろと怒りを覚えた。今の今までそういうことに気付けなかった自分に対する怒りもあるが。 「面白ければなんでも読む」人間でいたいけど、ダメだった。 カタルシスにたどり着く前に打ちのめされ過ぎた。 紹介してたのは百合サイトだけど、内容はとあるクラスの中で繰り広げられる、ある意味女同士に潜む容赦ない人間関係の話、とまとめてみようか。 その人物のレビューは、主人公の視点から見れば確かにその通りなのだけど、私には、「主人公が自分を冷静に見ることが出来ていない状態で、横暴なヤツにいいように利用されている話」にしか見えな

    自分の心の痛みが他者の萌えツボだったら? - 「ざれごと寝言大事なこと」日記#6
  • 羅川真里茂の『ニューヨーク・ニューヨーク』は「やおいBL」か? - 腐男子じゃないけど、ゲイじゃない

    ごめん、今年中には書くからあと少しまってください。すいません。 ニューヨーク・ニューヨーク (1) (白泉社文庫) 作者: 羅川真里茂出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2003/03/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 127回この商品を含むブログ (47件) を見るニューヨーク・ニューヨーク (第2巻) (白泉社文庫) 作者: 羅川真里茂出版社/メーカー: 白泉社発売日: 2003/06/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 15回この商品を含むブログ (15件) を見る 結構あちこちで聞いた気がする議論で「羅川真里茂のニューヨーク・ニューヨークはBLやおいかどうか」ってのがある。 でも、私としては、それは違うと言いたい。その理由は定義問題などではなく、私の政治的配慮として、BLレーベルと銘打っていないレーベルでの作品をBLやおいとするのは、問題があると考えるからだ。

    羅川真里茂の『ニューヨーク・ニューヨーク』は「やおいBL」か? - 腐男子じゃないけど、ゲイじゃない
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    crowserpent 2008/12/02
    「少女漫画界という業界内で生きている男性同性愛を『なかった』ことにしてしまうのだ。すなわち、少女漫画界に対する歴史修正主義である。」
  • 萌えは差別か暴力か。 - Something Orange

    id:koisuru_otoutoさんの記事が非常におもしろいので、それを枕に思考を進めてみようと思います。異論、反論、ツッコミなどありましたらいつものようによろしく。 さて、id:koisuru_otoutoさんの記事の骨子は、男性オタクによるいわゆる「腐女子萌え」や、その腐女子による「やおい萌え」は、一種の暴力にあたる、というものです。少々長くなりますが、その部分を引用させてもらいましょう。 同性に性的指向を持つ女性が同性に恋をしている(またはパートナーがいる)場合、そこにはその人自身の主体(自我)があるはず。 それと同じで、やおいを好む女性がやおいを愉しむこともまた、そこにその人自身の主体があるはずなんです。 それなのにその主体性を無視して、自分に都合のいいようにレッテルを貼る。 そして、思うさまコケにして「萌え」のルールで遊び倒す。その様を堂々と見せつける。 それって暴力っていうん

    萌えは差別か暴力か。 - Something Orange
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    crowserpent 2008/11/12
    まず必要なのは「暴力的」「差別的」とは何を意味するか、の問い直しかな。ちょっと関連:http://d.hatena.ne.jp/kihamu/20080614/p1
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    初めて梅干しを作ってみた話 今年の夏、初めて梅干しを作りました。 私梅干し大好きなんですが、自分で作るという発想がなくて…同僚が梅シロップを作っているのに影響されて去年から梅仕事を始めてみたんですが、そのときの説明書に「梅干しの作り方」というのも入っていて、えーー梅干しって自分…

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    crowserpent 2008/08/13
    筆者の意図とは違うかもしれないけど、「なりメ」についての記述は「恋愛関係」全般に敷衍して読めるかも、と思った。
  • WEB評論誌「コーラ」4号/「新・映画館の日々」第4回:私たちは「表象の横奪」論をほってはおかない

    やおい/BLは、主にレズビアン/ゲイ・スタディーズの分野から批判的に評価されてきた。ゲイにファンタジーを押しつける、ゲイを「一角獣のような幻の存在」として描いており「不愉快」である、男性同性愛者の性を商品化した差別表現であるなどと批判されてきた。これらをまとめて表象の横奪(the appropriation of representation)の問題と呼んでおく。 (石田仁「ほっといてくださいという表明」 『ユリイカ』2008年12月臨時増刊号 総特集BLスタディーズ)> 1 それは〈私たち〉にとって何であるか 稿の表題はエピグラフとして引いた石田論文への応答というよりは軽くガンつける挨拶するくらいのつもりでテキトーにでっち上げられたものだが、ここでいう〈私たち〉とは、論文に慣用的に使われて嫌う人もいる(私はけっこう好き)一人称複数ではなく、具体的な二者を指している。むろん、読む人は

  • 佐藤雅樹「少女マンガとホモフォビア」 - に し へ ゆ く 〜Orientation to Occident

    id:nodadaさんが、1990年代前半に起きた「やおい論争」について触れたマンガ評論家藤由香里さんのエッセイをレビューしておられる。 腐男子じゃないけど、ゲイじゃないーコラム『HONEYの蜜×蜜日記』、藤由香里さんのやおい論争。 藤さんはね、まずはこう言うのです。このやおい論争における、表象暴力系の問題について「自分の好きな表現が一定の人を傷つけてしまう可能性があることを表現者は自覚し、そして自分の表現に責任を持ちつづけるしかない(ただし、気にしすぎると表現が出来なくなるのも事実だ)」と仰ってるんです。それはその通りだなと思います。そして、次には「ただ一ついえることは、生身の人間に自分のファンタジーを押し付けてはいけないということ!」と議論を展開していくんですね。 (中略) さて、藤さんはこの議論では「何がファンタジーで何がリアルなのか」ということをゲンミツに触れていませんが、

    佐藤雅樹「少女マンガとホモフォビア」 - に し へ ゆ く 〜Orientation to Occident
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    crowserpent 2008/02/05
    「ホモフォビア」の背後にあるのは「異性愛規範」である。/「既成の作品を、糾弾ではなく、『批評』していくこと」/関連:http://d.hatena.ne.jp/miyakichi/20060510
  • 男性が描く百合 - ピアノ・ファイア

    BL作品なんて今まで数える程度しか読んでないんですが、「やおい」も含めたこのジャンルに対する個人的雑感をば。 なぜ同性愛を描こうとするのは、BLであってもGLであっても女性なのか。 逆に、男性が同性愛を描くことについて。 男性の描く男色作品について考えるのは容易いでしょう。万国の古典や日文学にも前例があるくらいですからね。由緒正しいジャンルなわけです。気になるのは「逆の性の同性愛を描く」ということについてです。 男性が描く百合というのは、ぼくが知る限り「魅力的な男性なんか描きたくない(描けない)」という、男性キャラの否定や作者の技術的な欠落などから発生してきたはずです。そこに恣意的な「同性愛性」は(僅かに後付けされるのみで──それも「背徳感」という、ありがちなエロティシズムでしかない──)無かったと思います。 男性作家にとって「百合」というジャンルのレベル(思想性、と言ってもよい)がかな

    男性が描く百合 - ピアノ・ファイア
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    crowserpent 2006/09/08
    「女性同士である必然性」があるから百合なんだと思うんですが。むしろ排除されているのは「男性性」よりも「異性愛性」なのでは?という気も。
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