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2018年1月3日のブックマーク (5件)

  • 『いけちゃんとぼく (角川文庫) [Kindle]』(西原理恵子)の感想(4レビュー) - ブクログ

    「泣ける」という話を聞いて。泣けなかった(笑)。 ワシは感性が鈍いのかもしれない。 -----------------------≪ネタバレ注意≫------------------- いけちゃんのような欲望が、自分にはないからかもしれない。 目の前にいる現在の相手に、その人の歴史全てが生きていると思うから。それは過去ではなく、現在。「いま、ここ」の話。 恋愛には、自分のたどってきた人生、過去の(自分の)恋愛遍歴も作用する。目の前の相手には、自分が過去に付き合った相手(との経験)も生きている。 そうすると、それはもはや特定の誰か一人、ということではないんだよなあ。なんてことを考えていると、この作品の波長とは合わないんだろうなと。 「男の子って、走るのがはやいね」って、寿命のことを言っている?少年期の話なのか晩年の話なのか。そこだけハッキリさせてくれ(笑)。

    『いけちゃんとぼく (角川文庫) [Kindle]』(西原理恵子)の感想(4レビュー) - ブクログ
  • 『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫 む 5-12)』(村上春樹)の感想(121レビュー) - ブクログ

    ああ、面白かった!! 村上さんは、読書体験を積み重ね(インプット)、29歳で初めて小説を書いた。 「僕はこれまでに自分が読んできたヨーロッパやアメリカの作家の作品から、あらゆるものを片端からかき集めるようにして借用したわけです。文体や、ストラクチャーや、とにかく何もかもをごたまぜに。その結果、僕は自分自身の日語の、オリジナルなスタイルを獲得することができた。(p.214)」 というのを読んで、文学版フリッパーズギターみたい!と思ってしまった。 村上春樹はロックスターなのだ、だから自分は惹かれるのだなと思った。 20年来、わたしは村上春樹の熱心な読者です。 内容はもちろん、登場する料理やら音楽やら、 そういうものから受けた影響も大。 ドアーズ、ビーチボーイズ、ビートルズ、ビル・エヴァンス、スタン・ゲッツ、ブラームスやベートーベン…思い返せば、随分と追いかけて聴いてきた。 今のわたしの音楽

    『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集1997-2011 (文春文庫 む 5-12)』(村上春樹)の感想(121レビュー) - ブクログ
  • 『幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書 2406)』(岸見一郎)の感想(37レビュー) - ブクログ

    781 岸見 一郎 1956年、京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋古代哲学史専攻)。京都教育大学教育学部、奈良女子大学文学部(哲学・古代ギリシア語)、近大姫路大学看護学部、教育学部(生命倫理)非常勤講師、京都聖カタリナ高校看護専攻科(心理学)非常勤講師を歴任。専門の哲学に並行してアドラー心理学を研究、精力的に執筆・講演活動を行っている。 幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書) by 岸見一郎 アドラーは、「あらゆる悩みは対人関係の悩みだ」といっている。人と関われば、何かしらの摩擦が起きないことはなく、対人関係で 躓かない人はいない。その意味で対人関係は悩みと不幸の源泉である。対人関係で悩む人は、苦しみでしかない人生は生きるに値するのか、この人生には意味はあるのか、とまで思う。だが反対に、人との関係において幸福を感じることができれば、この人生は生

    『幸福の哲学 アドラー×古代ギリシアの智恵 (講談社現代新書 2406)』(岸見一郎)の感想(37レビュー) - ブクログ
  • 『砂漠 (新潮文庫)』(伊坂幸太郎)の感想(2088レビュー) - ブクログ

    先日読んだフーガはユーガの中で、伊坂幸太郎さんの作品が苦手だと書いてしまったのだが、伊坂幸太郎さんの何が苦手なのかを突き止めたく購入した第二弾! 辛口な土瓶さんがこのはストレートで良かったと仰っていたので超気になっていた( ̄▽ ̄) この前に首折りを読んでおり、首折りの最後が合コンの話だったのだが、どうもそのイメージが頭に焼き付いたままこのを読み出したので、井上の代わりに合コンに急きょ参戦した冴えない男、佐藤亘のイメージが何故か西嶋くんになってしまっていた(^◇^;) この作品、伊坂幸太郎先生なの!? ちょっとテイストが違うような、、、 と思いながら読み続けると、やっぱり言葉の端々に伊坂幸太郎先生がひょっこり顔を出していた(^^) そしてこのにもやっぱり喧嘩があり、暴力描写が(^^;; とにかく痛い描写は苦手で辛い。。。 しかし北村くん、西嶋くん、南さん、東堂さん、鳥井くんのグループの

    『砂漠 (新潮文庫)』(伊坂幸太郎)の感想(2088レビュー) - ブクログ
  • 『ともに生きる』(PHP研究所)の感想(2レビュー) - ブクログ

    東日大震災に寄せて綴られたメッセージ集。 第1章「希望をさがして」で瀬戸内寂聴、乙武洋匡、茂木健一郎、やなせたかしなど10人の著名人のメッセージが、第3章「前を向いて踏み出す」では岩隈久志(野球選手)、高橋克彦(作家)、武田双雲(書家)など11人のメッセージが収録されている。被災地で救出活動を続ける自衛隊や各国からの救助隊員の様子、世界中からの支援の状態やメッセージ、天皇陛下のビデオメッセージなどを紹介した第2章「ひとつの力・つながる力」が良い。

    『ともに生きる』(PHP研究所)の感想(2レビュー) - ブクログ