イタリアの小さな町カザルプステルレンゴのスーパーで買い物をする人たち(2020年2月23日撮影)。(c)Miguel MEDINA / AFP 【4月2日 AFP】スーパーマーケットに来た客は、店内を歩き回り、食べ物を触り、紙幣をめくるのに指をなめたりもする。この中には新型コロナウイルスに感染し、拡散させている人もいるかもしれない。 イタリアなど各国のスーパーで働く人たちは、こうしたもやもやとした気持ちを抱いている。多くの人は疲れ果て、十分に保護されてもおらず、過度にコロナウイルスにさらされていると言う。 世界中で数百万人が自宅隔離下にあっても、スーパーで食料品の買い物をすることはできるため、こうした業界の労働者の感染リスクは高まっている。 新型コロナウイルスの感染拡大で大きな被害を受けたイタリア北部ブレシャ(Brescia)で先月、新型コロナウイルス検査で陽性だったスーパーのレジ係(48