アマゾンジャパン(東京・目黒)は書籍や雑誌を印刷会社から直接取り寄せる。文芸春秋など出版社に注文した雑誌などは出版取次会社を介さず、印刷工場から自社倉庫に仕入れる。アマゾンは取次大手の日本出版販売(日販)と在庫のない書籍については取引をすでに打ち切った。出版社だけでなく印刷会社との直接取引で、取次会社を前提とした書籍の流通構造が大きく変わりそうだ。アマゾンは書籍の多くを日販から仕入れている。日
![アマゾン、出版取次外し加速 印刷工場から直接調達 - 日本経済新聞](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d7a84ef4a7c8ad05ca93636520cdc4b149cb2484/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Farticle-image-ix.nikkei.com%2Fhttps%253A%252F%252Fimgix-proxy.n8s.jp%252FDSXMZO1935796027072017EA2006-2.jpg%3Fixlib%3Djs-3.8.0%26auto%3Dformat%252Ccompress%26fit%3Dcrop%26bg%3DFFFFFF%26w%3D1200%26h%3D630%26s%3Dcbf1645a4c34b21c4471242c3373a18f)
アマゾンジャパン(東京・目黒)は書籍や雑誌を印刷会社から直接取り寄せる。文芸春秋など出版社に注文した雑誌などは出版取次会社を介さず、印刷工場から自社倉庫に仕入れる。アマゾンは取次大手の日本出版販売(日販)と在庫のない書籍については取引をすでに打ち切った。出版社だけでなく印刷会社との直接取引で、取次会社を前提とした書籍の流通構造が大きく変わりそうだ。アマゾンは書籍の多くを日販から仕入れている。日
角川グループがAmazonとKindle向け電子書籍の配信契約を締結した。大手出版社で契約したのは同グループが初めてとなる。 角川書店、アスキーメディアワークス、エンターブレイン、角川学芸出版、富士見書房、メディアファクトリーなどのグループ傘下の全出版社が契約を締結した。 契約では、Amazonが今後日本で発売するKindle上で、グループ傘下の出版社が提供する電子コンテンツを販売するほか、同サービスが対応しているPCや各種スマートフォンなど、すべてのデバイスに配信するもの。「価格決定権」はアマゾン側が持つ。両社は、約1年にわたり交渉を続けていた。 大手出版社で契約したのは同グループが初めてとなる。 関連記事 Amazon、日本で4月にKindle Touchを発売予定 まだ公式な発表はないが、4月にAmazonが日本でも電子書籍サービスを提供すると話題になっている。この動きは海外ではどう
出版大手の講談社は20日、電子書籍事業を強化するため、著作者の許諾が得られたすべての新刊を、6月から紙と電子で同時刊行する態勢を取ると発表した。 同日の決算発表で明らかにした。2011年度(10年12月~11年11月)の売上高は前年度比0・3%減の1219億円。雑誌は同5・0%減の748億円と落ち込んだが、書籍は同5・0%増の279億円と持ち直し、当期純利益は1億6400万円だった。
2012年02月09日 講談社「スティーブ・ジョブズ」、100万部出て「まさかの赤字」。背景は米国の…… Tweet ところで講談社が伝記「スティーブ・ジョブズ」の販売状況を公開したらしい。 前後編で100万部以上出たわけだけど、赤字だそうだ。 日本市場の場合、通常書籍は初版では赤字の「バーゲン価格設定」で販売され、運良く増刷りが掛かったときに黒字化していくのが一般的。 とはいうものの、もちろん増刷りが掛かりまくって100万部出てすら赤字(1冊あたりは50万部だけど)というのは、商品設計になにか決定的な問題点があったとしか思えない。まして1冊約2000円という高額書籍なのに。 理由は高額ロイヤリティーだそうだ。 米国では同書の標準小売価格は35ドル。まあ3000円といったところ。前後編に分かれておらず1冊だ。 日本の場合前後編2冊合計で4000円。もちろん英語書籍と日本語書籍の市場規模は比
アニメ ゲーム 声優 マンガ ラノベ アニソン フィギュア 売上情報 その他 オススメ記事1 前の記事│このブログのトップへ 2010年08月26日 集英社 初の赤字41億円 1 検察官(アラバマ州) 2010/08/26(木) 20:21:35.46 ID:NsFAie+iP 講談社 小学館 集英社 2001 1769億(+7億) 1582億(-9億) 1446億(+52億) 2002 1713億(-0.16億) 1519億(-4億). 1418億(+26億) 2003 1672億(+14億) 1503億(+18億) 1378億(+45億) 2004 1598億(-0.73億) 1545億(+23億) 1378億(+22億) 2005 1546億(+52億) 1
街の本屋さんが悲鳴「パートに出たほうがまし」…アマゾンやブックオフの台頭で苦戦 1 名前: ホテイウオ(アラバマ州):2010/06/14(月) 11:16:41.45 ID:RwC0OAID ?PLT iPadは、インターネットやメール、ゲームなどが楽しめる多機能情報端末だ。特徴の一つが電子書籍を読める機能。使い勝手の良さ、何冊も保存可能なことから電子書籍時代を加速させる情報ツール(道具)として期待されている。早くも大手出版社などが電子書籍の配信を始めたが、紙の本を取り扱う書店の反応は複雑だ。 開店120年目の“黒船襲来”に、取締役の遠山秀子さん(50)は「本屋の未来は どうなるか…」と戸惑う。母親(78)と妹2人、叔母の女性5人で切り盛りする 家族経営の“街の本屋さん”。 「土曜日の利益はパートに出たほうがましなときもある」と、つい愚痴も出る。 書店のもうけは定価の2割程度で、紙
今日は日経BPのセミナー(参照)で、iPadと電子出版の未来について講演をしてきた。私の講演の内容に関しては、一両日中にネットに上がると思うのでここには書かないが、この講演およびその準備段階を通して学んだとても大切なことを一つ書こうと思う。それは日本の出版社に迫る「コンテンツのガラパゴス化の危機」である。 午後の部でヤッパの伊藤氏の講演を聞いていて少し疑問に思ったので、フォーマットのオープン化に関する質問をした私だが、彼の「まだコンテンツの数が少ないのでオープン化を考慮する必要はない」という返答でヤッパの狙いが明らかになった。セルシスと同じく「クローズドなフォーマットによるコンテンツの抱え込み」である。 ここまでフォーマットのオープン化(すなわち誰でもビューアーをライセンス・フリーで作れること)の大切さが叫ばれている今、時代に全く逆行するビジネスモデルだが、漠然とした危機感を抱いてはいるが
最近色んなものに忙殺され気味ですが(汗)、今日は本屋さんのかなりクリエイティブな成功事例です。 「なーるほど、これは凄い!」と思わされる、ユニークな本棚の設計で顧客単価を倍にしてしまったその方法がとても面白かったので、紹介してみたいと思います。 本は、もっと遊びたがっている この表題が、松丸本舗のコンセプト。 書店には本との出会い、人との出会いを含めた「未知との出会い」がおこります。 松丸本舗は本をつなぎ、知の連環の絆を結ぶ人々の顔が見えるように、本の力を信じて連ね、思いがけない本棚を構成します。 まだ誰も見たことがない本棚です。 でもって実際の本棚の画像がこんな感じ。 ・・・(汗 一見しただけでは、単に散らかってるだけに見えるかもしれませんが・・・決してそんなことはありません! 松岡正剛さんとう編集者がプロデュースしたこの本棚、通常の本棚とは天と地ほどの違いがあります マンガの文庫本も関
よく勘違いされるんです。お金持ってると(笑)。 みなさん曰く「あんなに売れてドラマや映画にもなったんだからさぞや…」 NOOOOOOOOO!!(石丸元章風) 今日は具体的数字をあげて、 『盲導犬クイールの一生』1冊の収支と他の状況を説明したいと思います。 出版に関わっていない人には特に興味深いかと。 まず、単行本の売上げ(厳密には刷り部数)は、87万部。初版が6000部でした。 初版部数が少ないので、定価は、1500円(税込)。 印税は、通常、単著ならば10%。 共著などでは、その10%を分配しますが、 配分の割合は千差万別で長引くのでまた別の機会に。 この本は写真の秋元さんと僕、そして盲導犬関連団体への寄付金で、 3分の1づつとしました。 ■本の総売上げ金額 1500円×87万部=13億500万 (今知ったけどこう言われるとすごい迫力!) 本の利益は、ざざざっくり言うと、以下の感じ。 細
電子書籍を利用したことがあるという人は、これまでにどんなジャンルを読んだことがあるのだろうか。電子書籍を利用したことがある人(544人)に聞いたところ「コミック」(76.8%)と答えた人が最も多く、次いで「文芸書・小説」(44.3%)、「アニメ・ゲーム」(18.0%)であることが、ライフネット生命保険の調査で分かった。 全員に、読んでみたい電子書籍のジャンルを聞いたところ、iPadを使っては「雑誌」(31.3%)、「コミック」(30.2%)と答えた人が多かった。一方、Kindleでは「文芸書・小説」(30.0%)、「ビジネス書・実用書」(20.8%)が多く、iPadとは違った傾向がうかがえた。 電子書籍を利用したい、利用したくない理由 電子書籍を利用したいという人(372人)に、その理由を聞いたところ「保管場所をとらない」(82.8%)と答えた人が最も多かった。次いで「読みたい作品がすぐ手
Tech Waveの「iPadに期待する米出版業界、期待すれば裏切り者扱いされる日本の業界【湯川】」という記事を読んでから色々と気になったことがあったので日本における書籍の流通の仕組みについて調べてみた。 とても参考になったのが、少し古いが「書籍の価格構成比をめぐる小考」というブログ記事。流通マージン等に関して、具体的な数字が列挙されているのがうれしい。 紙代:6% 製版・写植代:12% 印刷・製本代:7% 編集コスト:3% 版元粗利:32% 著者への印税:10% 取次マージン:8% 書店マージン:22% この数字(特に写植代と取次マージン)がそもそも電子写植・大規模店舗・オンライン店舗・チェーン店の時代に適切かどうか、という話はひとまずおいておいて、電子書籍の時代にどうなるかを考えてみる。 紙代:0% (不要) 製版・写植代:?% (はるかに低コスト) 印刷・製本代:0%(不要) 編集コ
資金繰り悪化で休刊するネトラン最終号(2010年1月号)【AA】をアキバ某店などで7日には早売りしてた。ネトランの休刊を発表した2010年1月号の発売前にニュー速クオリティさんなどで話題?になり、アルファルファモザイクさんには早売りからの裏表紙『あきらめた』も。ネトラン発売日前夜、発行元のにゅーあきば・武本佳久氏にいろいろ聞いてみた。 資金繰り悪化で休刊するネトラン最終号(2010年1月号)【AA】をアキバ某店などで7日には早売りしてた。ネトランの休刊は休刊を発表した2010年1月号の発売前にニュー速クオリティさんなどで話題?になり、アルファルファモザイクさんには早売りからの裏表紙『あきらめた』も。 ネトラン2010年1月号の編集後記?では、休刊の発表とその理由が書いてあり、『突然ですが、「ねとらん」は今号をもって休刊します。お金がなくなっちゃいました。ネトラン創刊以来、広告収入ほぼゼロと
大日本印刷(DNP)とジュンク堂書店は3月18日、資本提携したと発表した。DNPはジュンク堂株式の51%を取得し、ジュンク堂はDNP傘下に入る。DNPは丸善なども子会社化しており、ジュンク堂の大型書店ノウハウを教育・出版事業の強化に活用する。 ジュンク堂は全国主要都市に大型書店33店を展開し、2008年1月期の売上高は405億円、営業利益は4億円。上場を含めた資本増強を検討していたが、「上場以上の効果が見込める」としてDNPへの株式売却による資本提携を決めた。ジュンク堂の独自性を今後も生かし、従業員や店舗などについて、特に変更はないとしている。 ジュンク堂の書店経営ノウハウと、DNPのCRM分析や電子出版、ネット通販、オンデマンド出版などを融合し、新しいサービスを提供していく。
リアルの中小書店がビジネスを継続するための手法として、面白いアイデアだと思うのです。入場料を徴収して、それをプリペイドとして蓄積し、本を買うときに充当できる仕組み。 入る気がしないとか敷居が高くなるとか、問題はそこじゃないと思うのです。ただ一つ、名前が悪い。 「入場料」って、どこで払いますか?映画館?遊園地?動物園に博物館美術館?じゃあ、これらに今月何回行きました? 「入場料」というものに馴染みがないのです。 これに対して、飲み屋やバーに今月行った回数は?飲み屋なら突き出し、バーならチャージ料があります。これらは入場料を取るための名目です。 喫茶店に行った回数はどうですか?スタバなどの現代的なのでなく、従来型のやつね。喫茶店は、戦後間もないころに中小企業が自前の応接室を持てなかったことから、場所貸し業としてスタートしています。テーブルのレンタル料を徴収する名目が、コーヒー代。 他にも花代や
http://chikura.fprog.com/index.php?UID=1227163619 はてブでこんな意見が人気だったんで、書店員として思ったことを書いてみます。 こんなことをしたら、一瞬でその店は潰れるのではないでしょうか。都会の大型書店ならアリとか書いてる方もおられるようですが、完全にナシだと思います。大体、このアイデアに賛同されている方は、本屋という商売のビジネスモデルをご存じないのでしょう。本屋は集客してなんぼの商売なのです。 最近の書店の悩みは、客数減に歯止めがかからないことでしょう。そのため、売上が下がり続けた書店の閉店が相次いでいます。立ち読み目的のみの客だけが減る、というそういう都合のよいことがおきればよいのですが、そんなことはないのですよ。買い上げ客数は、来店客数に比例しているため、来店客数が減ると買い上げ客数も減って、売上も下がるんです。大体その書店の駐車場
取次の方から面白い話を聞く。 「chakichakiさん、ちょっとご相談があるんですけど」 「はい、なんでしょう?」 「雑誌の返品、やめたらどう?って案がでてるんですけど」 「え?それは雑誌を買いきりにするってことですか?」 「いやいや、そうではなくて、返品分の入帳はされるんです。ただ、送り返すのをやめるっていう話です」 「?」 「今までの取次って、雑誌の売上確定は「送品−返品⇒売上」で計算してたじゃないですか。これだと返品で戻ってくるまで売上が確定ができないんですよ。それをもう書店のPOS売上のデータで確定にしてしまっていいんじゃないかっていう案が出てるんです。そうなったら、売れ残りを送り返してもらう必要が無いんです」 「ほう!それは大胆な案ですね」 「この方法に変えると、今まで「送品−返品⇒売上」だったのが、「送品−売上⇒返品」になるので、売れなかったやつは全部返品入帳されるんですよ。
YOHANに対する銀行の融資がストップ、7月末で破産予定という情報を入手したのは、わずか2日前だった。なすすべがなかった。 賀川氏が去り、ランダムウォークが次々と閉店し、倉庫が移転縮小し、スタッフがどんどん辞め、という状況だったので、ああついに来たか、というのが業界の大方の感想だろう。 今回の事件の影響はかなり大きい。日本の洋書販売は、実は大部分をYOHANに頼っていたからである。洋書で有名な丸善も、かつては自前で洋書を仕入れていた時期もあったが、今ではすっかりYOHANに頼っている現状だ。もちろん影響は丸善だけにとどまらない。洋書取次の最大手が倒産したのだ。下手をすると、日本の書店から洋書が消え、洋書はアマゾンでしか買えない、なんて最悪の事態が発生する可能性だってあったわけだ。幸いなことに日貿や嶋田洋書、UPS、タッシェン、ベイカーなど、洋書の他卸が健在であり、仕入れ先を使い分けることで
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