大気圏内での自力飛行能力をもつ、最初の可変MA[6]。開発はニュータイプ研究所のひとつであるオークランド研究所で進められる[9]。なお、型式番号の "N" はニュータイプ研究所の略とされる[注 3]。 当時、MS用サブフライトシステム (SFS) としてベースジャバーやド・ダイ改が開発されているが[11]、母艦の搭載スペースを余分に消費するうえ、SFSが撃墜された際にMSの戦闘・展開能力が著しく低下するという問題があった[12]。また、SFSは上昇性能が低く迎撃機としては役に立たないため、本機が開発される[11]。上半身を円盤状に変形することでリフティングボディとし[11]、脚部の変形による強力な推進機構によって戦闘機に匹敵する機動性を確保しており[9]、上昇能力も優れている[13]。変形用のパーツ[6]および各可動箇所には[9]マグネット・コーティングがほどこされているため[注 4]、変