ナオミ・ワッツの出世作でもある 「マルホランド・ドライブ」Photo:Album/アフロ [映画.com ニュース] 情報誌タイム・アウトのニューヨーク版が、過去10年間に公開された映画のベスト50を発表した。同誌に寄稿する14人の映画評論家・ライターがそれぞれ挙げたベスト10をもとに集計したもの。 第1位に輝いたのは、デビッド・リンチ監督の「マルホランド・ドライブ」(01)。同誌編集部が「2000年代という時代を反映する、“意味のある”“重要な”映画をランキングする」というように、いわゆる名作や大作のくくりにとらわれないリストになっている。20位以内にリンチ監督作品が2本、フランスのクレール・ドゥニ監督作品が2本ランクインするなど、かなりアート系に寄ったニューヨークの情報誌らしいセレクションと言えそうだ。 日本映画は第11位に宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」、32位に青山真治監督の「EU
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