幼年期、青年期の長時間のテレビ視聴は、成人してからの反社会的行動に関連するとの報告が相次ぎ、驚きが広がっている。 ニュージーランドのオタゴ大は、1972年と続く73年に誕生した1037人の子どもと、26歳になるまで定期的に面接を行い、犯罪動向と精神面を調査。その結果、平日の夜にテレビ視聴時間が多い子どもは、26歳までに罪を犯すリスクが30パーセント上昇すると判明した。 一方ワシントン大の研究では、シアトル在住の3歳から5歳の子どもとその両親565組を何の視聴制限も設けないグループと、子どもに攻撃的なシーンのない、教育的な内容の番組を見るよう働きかけるグループに分け、6カ月後と1年後に面接調査した。結果、後者の子どもたちの社会性に著しい改善が見られたという。とりわけ低所得層の男児にその傾向が顕著であった。 生活にスマホやYouTube、ビデオが浸透し、今さらスクリーンタイムを減らすことは難し
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