エックス線天文衛星「ひとみ」の想像図(JAXA・池下章裕氏提供) 【ワシントン共同】2月に打ち上げられた日本のエックス線天文衛星「ひとみ」の通信が途絶えた問題で、米戦略軍統合宇宙運用センターは27日、衛星の近くに5個の物体があるのを確認したと、短文投稿サイトのツイッターで発表した。センターは衛星が分解した破片とみている。 米ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのジョナサン・マクドウェル博士は「ひとみがばらばらになったのか、破片が飛び出ただけかは分からない」としている。日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は確認を急いでいる。