2007年6月15日、ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)で正午の礼拝に参加するファタハ(Fatah)を率いるマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)自治政府議長。(c)AFP/AWAD AWAD 【6月16日 AFP】ガザ地区(Gaza Strip)でのイスラム原理主義組織ハマス(Hamas)との激しい武力闘争がもたらしたパレスチナ自治区の内部分裂修復に向け、自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長が16日、新内閣を発足させる。 欧米の強い支持を受けるアッバス議長は15日、非常事態内閣の首相に独立系の前財務相、サラーム・ファイヤド(Salam Fayyad)氏を任命した。ファイヤド氏を起用することで、ハマスが権力を握った2006年1月以来停止している、欧米からの援助の再開を実現させたい意向がある。ただし、ファイヤド氏の統治は、ヨル
![パレスチナ自治区、分裂を回避するため「非常事態内閣」発足へ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/05634ce1e2b8a2c0461a8afda8287eeb87a6c2f8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F4%2F7%2F1000x%2Fimg_474a01bc7a22a2a2106339bd215a0461234218.jpg)