2009.11.02 7割の駄作はムダではない (5) カテゴリ:カテゴリ未分類 ある海外の日本アニメ評論家がこういうことを言ったそうで。 「日本のアニメや漫画はすばらしい。だが、それは全体の3割に過ぎない。その他7割は愚にもつかない駄作。そういうくだらない漫画やアニメを切り捨て、純粋に面白い3割をピックアップし、そこから危険な暴力やセックス描写を極力排除すれば、もっと世界で売れる作品が作れるのに、なぜ日本の作り手はそれをしないのだ」 これを聞いたときに、昔、日本の映画俳優 勝新太郎 の言葉を思い出しました 「無駄の中にこそ宝がある」 ピラミッドと同じで、高い頂点を構成するには大きな土台が必要。文化にもこれが言えると思います。駄作、凡作があるからこそ、それらと対比して名作があるわけで。そして、すばらしい作品の作り手だって、最初からその才能を発揮できる訳じゃない。アニメ監督も最初は動画とか漫