朝日新聞の記事と産経新聞の記事(共に写真あり)及び毎日新聞の記事によると、大阪教育大学付属池田小学校が、5年生と6年生の全児童の上履きの靴底にRFIDタグを埋め込み、玄関と運動場の出入り口のマットの下にRFID読み取り機のアンテナを配備して、そこを通る児童をコンピュータで記録するシステムを導入したという。記録された情報は、職員室のパソコンで閲覧できるほか、担任教師の携帯電話でも確認できるそうだ。1年間の実験とのことだが、継続することも検討するという。 同校の校長で学校安全が専門の藤田大輔大阪教育大学教授は、「くつの中に埋め込めばICタグを付け忘れる心配もない」、「地震や火災などで逃げ遅れた子供を早期に発見できればいい」などと話しているとのこと。4、5年前から繰り返されてきたこの種の実験には食傷気味だが、ここまで人間の尊厳に気を遣わない直球な手法が登場したのは今になってこれが初のようだ。文部