2010年05月19日22:10 カテゴリ出版業界再販制度・特殊指定 【電子書籍を阻む?】出版社の闇「紙流通」(上) 最近「日本の出版社は電子書籍に消極的なわけではない」という主張を時々見かける気がします。 本と本屋がなくなる日 そんなバカな!? 出版業界騒然黒船ついに襲来 | 経済の死角 | 現代ビジネス [講談社] こうした懸念が拭えないなか、今年3月、国内の出版社31社が集まって日本電子書籍出版社協会(電書協)が発足した。著者の権利確保や紙とデジタルの共存を目的とした組織だが、アマゾン、アップル、グーグルといった企業に対して、出版界全体で対応しようという狙いもある。 もちろん、電書協では巨大企業を敵対視しているわけでも、電子書籍そのものを否定しているわけでもない。文化的側面から見ても、絶版になった本や、100年以上前の本を電子化して保存することは歓迎すべきことだし、国会図書館でも現