タグ

ブックマーク / eulabourlaw.cocolog-nifty.com (6)

  • 森元首相発言の雇用システム論的理解 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    もう世間は「女性蔑視発言」で炎上しているわけですが、おそらく人の主観的意図はそのようなものではなく、組織における意思決定機関と公式的には位置づけられている「会議」なるものにおける女性陣の行動様式に接してのものすごく率直な感想を述べただけだったのであろうと思われます。 これはもう昔から言い古されていることではありますが、日的な組織においては、公式の組織規則でフォーマルな意思決定のためのものと位置づけらている「会議」っていうのは、実はそこで一から率直な意見の交換なんぞをする場所ではなく、実質的な意見のすり合わせというのはもっとインフォーマルな場で、多くの場合、5時以降の飲を伴う場において行われ、そこでおおむねの合意が成り立ったうえで、最終的な確認のために昼間にフォーマルな会議を開くというパターンが多い、あるいは少なくとも多かった、わけです。「平場(ひらば)」なんていう言葉も、この日的慣

    森元首相発言の雇用システム論的理解 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    cubed-l
    cubed-l 2021/02/05
    どっちにしろダメなことに変わりないね
  • 問題は障害云々ではなく捨て扶持論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ネット上で結構騒ぎになっているようですが、 http://news.i-cybernet.com/news-id73678.htmlホリエモン「障害者は働くな。無駄」「多くは社会的にはプラスにはならないよ。したいならやり方を考えよう」) http://yasuyukiarakawa.hatenablog.com/entry/2015/08/24/100929 (【検証】障害者差別発言とされているホリエモンのツイッターを順番に読んでみた(解説付き)) 話が障害者差別か否かという方向にねじれてしまっているようですが、いうまでもなくホリエモン氏の昔からの持論は、障害者であるか否かを問わず、生産性の低い人間は下手に働いて人に迷惑をかけるんじゃなく、黙って捨て扶持をもらって引っ込んでろ、という点にあります。 わたしが、『日の論点2010』の「ベーシックインカム論の落とし穴」で指摘したのも、まさ

    問題は障害云々ではなく捨て扶持論 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 日本の伝統的子育てが息づいていた時代の若干の実例: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    さて、昨年10月31日付けでブログで紹介したネタですが、1950年代、三丁目の夕日がまだ明るかった頃の、日社会の実相を、当時の政府資料から改めて確認してみるのも、一興ではありますまいか、ということで、 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/10/post-97de.html(年少者の不当雇用慣行実態調査報告@婦人少年局) 旧労働省の婦人少年局というところは、むかしは非常に熱心に女性や子どもたちの労働実態の調査をやっていたのです。とりわけ、今ではほとんど忘れ去られているでしょうが、年少者の不当雇用慣行について、1950年代の半ばごろにその実態を暴いた報告書は、東北地方、九州地方、近畿地方、関東甲信越地方の4分冊として、刊行されています。 おそらく今では役所の中でも誰も知らないであろうこの報告書を、ちょっと紹介してみましょう。今ではみ

    日本の伝統的子育てが息づいていた時代の若干の実例: hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 「一般職に、男ですよ」・・・でどこが悪いの? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    日経ビジネスオンラインの「時事深層」というコラム。 http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20100408/213893/ タイトルが「ゆとり世代は男子も「一般職」」。 で、冒頭の文句が、これ。 >「一般職に、男ですよ」 困惑を隠し切れないといった表情で、ある生命保険会社のベテラン採用担当者が話す。企業の採用活動が格化する4月。その最前線では、一昔前なら考えられない事態が起きている。 はあ、男が一般職なんてとんでもないというご認識ですか。「一昔前」とか、一昔前以前から存在した男女均等やら男女共同参画なんてどこの世迷い言やらという世界ですなあ。 いや、その生命保険会社のベテランさんが、というよりも、なにやら最先端がどうたらこうたらいうてはる日経ビジネスさんが、という意味ですよ。 ビジネスの最先端の感覚は、「男たるもの、一般職なんて恥ずか

    「一般職に、男ですよ」・・・でどこが悪いの? - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 『POSSE』第4号つづき - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    ようやく『POSSE』第4号が届きました。 http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/07/posse-fb68.html 日曜日のエントリのつづきです。 木下武男さん作成の論壇MAPをめぐるインタビューは、これはほんとにおもしろいですから是非お読みください。 で、その次には、 座談会「「ニート論壇」って言うな! ~「セカイ系」化する論壇か、論客の「精神の貧困」か~」 杉田俊介(有限責任事業組合フリーターズフリー)×増山麗奈(超左翼マガジン『ロスジェネ』編集委員)×後藤和智(『おまえが若者を語るな!』著者) が載っていますが、これがなんともはや。 POSSEのHPでは、 http://blog.goo.ne.jp/posse_blog/e/5c4a8ed976fc659a41d7a17400c45180 >そしてもう一つ、座談会「「ニート

    『POSSE』第4号つづき - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
    cubed-l
    cubed-l 2009/07/09
  • 神奈川県立田奈高校の労働教育 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)

    去る12月1日に行われた「今後の労働関係法制度をめぐる教育の在り方に関する研究会」第4回の資料が公開されています。 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/12/s1201-8.html 中でも興味深いのは、神奈川県立田奈高校の吉田美穂先生のお話でした。この高校、進学、就職、「その他」(=フリーター等)がほぼ3分の一ずつという普通高校ですが、先生方が熱心に進路研究に取り組んでいます。その資料が http://www.mhlw.go.jp/shingi/2008/12/dl/s1201-8d.pdf 大部ですが、見ていくととてもよく考えられていることがわかります。 (PDFの)27ページからの「フリーターって不利ーたー???」というあたりは、近頃よく見受けるものですが、そのあと30ページから「アルバイター、フリーターの権利を考えよう!」というのがあって、 >1 フ

    神奈川県立田奈高校の労働教育 - hamachanブログ(EU労働法政策雑記帳)
  • 1