3−5月の混乱期に苦しみながらも学んだことも多かったので、6−8月は臨床での対応は(余計な苦労はまだ続いていたとしても)改善された、というか空気もだいぶ変わった。 8月末の安倍総理の会見の中にもあったように、すでに「未知のウイルス」でもないSARS-CoV-2は、「指定感染症/実際のところを1−2類"的な"対応」から、通常のカテゴリーの中に位置付けたりそこでの対応をどうするかという検討のフェーズに入っている。
![コロナ禍 じゃなくて COCOA禍 - 感染症診療の原則](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f85da45109877c4f2a2236ead5125d9986d43fff/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogimg.goo.ne.jp%2Fuser_image%2F6f%2Ff8%2F4b2b53ff88a737a5d2d05099c2aed345.png)
HIV感染症の診療のテーマの中に、お産があります。 日本の女性HIV感染者の約30%が妊婦健診で偶然HIV感染に気づいている状況です。 (妊娠しなければ検査機会のなかった人たち?) 今、日本では母子感染のリスクは1%以下ですが、これは初期の妊婦健診で気づき、抗HIV薬の内服・選択的帝王切開・母乳中止といったいくつかの医療介入をしての数字です。 先にHIV感染がわかっており、途中で妊娠希望のある人は、妊婦でも飲める薬に変更をして準備をします。 母乳をあげることができないことは非常に残念に思う親御さん達も多いですが、感染予防が何よりのケアですし、いまはよいミルク製品もあります。ということで、赤ちゃんを皆で守ろう、とがんばります。 助産師は血液や体液曝露の機会の多い看護職ですので、曝露事故予防の話も重要なのですが、日本でのHIV流行初期に助産師さんにいわれたことは・・・ 「母乳と羊水はキレイ」「
読売新聞・山形版に「高校生の性行動認めず」という記事がありました。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20100310-OYT8T00091.htm ま、認めていただかなくてもしようとおもえばできます。 よく誤解されることに、都会はススんでいて、性行動が早いとおもわれていることがあります。実際には都市部のワカモノは忙しく、レジャーもその他たくさんありますので、開始が早いのは非都市部なんですね。 ある地域の●ータリークラブの方の言葉をかりると、「ここらじゃね、デートやセックスがレジャーなんだよ。ほかにはなにもないの」です。 ・・・レジャー。・・安全なレジャーにしないといけませんね・・といって帰ってきました。 この記事のデータソースは、山形の開業医さんが学校医の集まりで発表した演題のようです。小学校の保護者564家族が対象で、回答者は
新型インフルのピーク時とおなじくらいブログのアクセス数が上がっており、これはナゼ?なのですが。 夏なので、あんなこと、こんなことがあったりして「緊急避妊」を検索した人がいるのかもしれないと推測しております。なので補足をUpしておきます。 お盆の時期はお休みになる開業医さんもいるそうなので、夜間・救急外来で緊急避妊の相談が増えるとおもいます。研修医の皆さんも「なにそれ初耳」などといわず救援をよろしくおねがいします。 (日本はOTCになっていませんので・・) 緊急避妊は最も効果があるのはIUD(リング)の装着なのですが、日本の場合妊娠経験がないと医師が二の足を踏みます(途上国では入れちゃうらしいですが)。 感染症のモンダイもあるからかもしれませんが。 値段が高いですけれども効果はほぼ100%ですし、その後数年IUDで避妊ができますので中絶や出産経験がある場合は選択肢になります。5日以内なら大丈
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く