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ブックマーク / spqr.hatenablog.com (3)

  • 出版社から出ることで同人誌はどう変わったか? - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

    はじめに 『英国メイドの世界』へのAMAZONレビューでいただいた「平易で十全」や「今までにあった家事使用人研究のどの文献よりも読みやすい」と評価していただけたことは、自分にとって響くものでした。同人誌から品質を上げていく際、講談社BOX編集部と共に最もこだわった部分だからです。 読者の方には「読み、感じたことがすべて」です。制作側の意図は評価対象となりませんが、「同人版との違い」「出版社で出すことで得られたこと」を自分として確認する目的で、以下に今回の講談社BOX版で目指した「読みやすさ」を実現するために何をしたかを記します。 『英国メイドの世界』は2つの意味で、私がこれまで多くの研究書を読む中で感じたことや、同人誌を作る中で研鑽したことを踏まえた理想を追求しました。 ・1.日に存在しないでかつ、初心者だった頃の自分が読んで楽しめる ・2.物理的に読みやすく、読んだ内容が頭に残るこ

    出版社から出ることで同人誌はどう変わったか? - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん
  • 同人誌1トンを刷った経緯と部数決定のプロセス - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

    以前ノウハウとして、倉庫を活用して1トン(1冊1キロを1,000冊)の同人誌を刷った話を書きました。印刷所の倉庫を活用し、大量の在庫を抱えても日常生活に影響を及ぼさない方法でした。 しかし、そもそもサービスがあったとしても、1,000部を頒布できる確信が無ければ、印刷は行えません。部数決定は勘のようなものがありますし、当時友人や話を聞いた人のほとんどは、1,000部は現実的ではないといった反応を見せました。少なくとも表立って1,000部ぐらいいけるのではといってくれたのは、2人だけです。(どちらも同人経験は久我より長いです) この部数は、希望的観測を交えたものもありますが、直感に頼らず、これまでの活動実績と同人イベントで接した方たちの動きから積み上げて推測した結果です。 3年で頒布する計画が3ヶ月で完売したのはひとえにアキバBlog様に取り上げられた幸運によりますが、少なくとも1,000部

    同人誌1トンを刷った経緯と部数決定のプロセス - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん
  • 『英国メイドの世界』商業出版決定のお知らせ - ヴィクトリア朝と屋敷とメイドさん

    ※2010/11/05追記講談社BOXから『英国メイドの世界』2010/11/11発売予定です。 以下、2009/08/17時点の日記です。 昨年8月に刷りました同人誌『英国メイドの世界』の商業出版について、ご報告いたします。 コミケで先行した理由 こちらは先日のコミックマーケット76のサークルスペースで先行して公開しました。当日、ご来訪いただいた多くの方よりお祝いや励ましのお言葉をいただき、感謝しております。(コミケ感想はまた書きます) いつも同人誌では読んだ方に「驚き」を提供することを目指しています。今回の「出版化」の情報をお伝えすることも、同じです。現地で情報を初めて知ることで、どれだけ驚かせられるか、というのが、今回のコミケにおけるひとつのテーマでした。 コミケ当日に先行して告知したのも、まず最初にコミケにてご報告したかったためです。自分のサークル活動が続いたのは、コミケという場と

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