私自身はかなりよく 「ありがとう」 という方なので、Yahoo 知恵袋の "店員に 「ありがとう」 と言う人が大嫌い。おかしいのでしょうか" というスレッドには、一瞬くらっと来た。 私がくらっと来ただけでなく、この質問に対しては、あちこちで攻撃の炎とまで行かなくても、疑問の声が上がっているようなのだ。 ごく単純に考えれば、感謝の意を示すことになんの問題もない。客と店員との間に、感謝の意のキャッチボールがあっても、全然おかしくない。逆に、感謝の意を表されることに、なんでまたそんなにねじくれた感慨をもつ必要があるのかということになる。 しかし、もう少しつっこんで考えてみると、日本語の微妙な 「あや」 という問題に突き当たる。日本語というのは、なまじニュアンスが豊富すぎるが故に、なんでもかんでも 「ありがとう」 で済ませれられるといわけにもいかないところが、確かにあるのだ。 その点、英語は単純で