ブックマーク / www.yomiuri.co.jp (6)

  • ネアンデルタール人、乳離れ早い…1歳2か月で : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    現代の人類とは別種のネアンデルタール人は、1歳2か月で乳離れしていたとする研究成果を、米ハーバード公衆衛生大学院などの研究チームがまとめ、23日付の英科学誌ネイチャーに発表する。 約2年半かかる現代人よりも乳離れの時期が早く、出産間隔が短かった可能性がある。 研究チームは、母乳に「バリウム」という物質がわずかに含まれていることに着目した。歯のエナメル質には成長の過程が年輪のように記録されて残ることを利用し、エナメル質のどの部分にバリウムが多く蓄積されているかを調べた。 ベルギーで発見された、8万~13万年前に生きていたとみられるネアンデルタール人の子供の化石から奥歯を取って分析。その結果、生後7か月は母乳だけで、続く7か月は母乳と離乳の両方で育っていた可能性が高いことがわかった。

  • 清涼飲料、女性に脳梗塞リスク…4万人調査 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    清涼飲料水を飲む回数が多い女性ほど脳梗塞になる例が多いことが、約18年間に及ぶ国内約4万人の追跡調査データをもとにした磯博康・大阪大学教授(公衆衛生学)の分析でわかった。 分析に用いたのは、岩手、秋田、東京、長野、沖縄の5都県で1990年に40~59歳だった男女計3万9786人を対象に、生活習慣を調べた国立がん研究センターのデータ。磯教授が2008年まで追跡調査し、コーラや果汁飲料など糖分を加えた清涼飲料水(果汁100%ジュースは除く)と循環器病の発症との関連を調べた。 このうち脳梗塞になったのは1047人(男性670、女性377)。清涼飲料水を飲む回数で「ほとんど飲まない」から「ほぼ毎日飲む」まで4グループに分けたところ、回数の多い女性ほど脳梗塞になる例が増え、「ほぼ毎日飲む」人の発症率は「ほとんど飲まない」人の1・83倍になっていた。男性でこの傾向は見られなかった。男女差についての詳し

  • トランス脂肪酸「健康への影響小」…食品安全委 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    過剰摂取で心疾患のリスクが高まるとされるトランス脂肪酸について、内閣府品安全委員会の専門調査会は21日、「通常の生活では健康への影響は小さい」として、国内での規制は不要とする内容の評価書をまとめた。 大多数の日人の摂取量は世界保健機関(WHO)が示す上限値よりも低いため。近く厚生労働省など関係省庁に通知する。 トランス脂肪酸は動脈硬化などを起こす悪玉コレステロールを増やし、予防効果のある善玉コレステロールを減らすとされる。WHOはトランス脂肪酸の摂取量を総エネルギー摂取量の1%未満とする目標基準を設けており、欧米を中心に規制の動きが広がっている。 日でも過剰摂取への不安や規制を求める声が出ていることから、安全委は独自にリスク評価を実施し、多くの日人の摂取量は1%未満だとした。しかし、脂肪の多い事をしている人は摂取量が基準を超過する可能性があるので気をつける必要があるとし、製造業

  • 共働き 「共同の財布」口座オススメ(1)マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    今回は「30代のマネー術」。結婚、出産、住宅の購入と、ライフスタイルに変化が出てくる時期。お金のこともきちんと考えないといけません。知っておきたいマネーの知識をお伝えします。ほかの世代の人にも参考になります。 夫婦共働きの世帯が増え、家計管理の方法も変わってきている。 財団法人の家計経済研究所が2008年、共働き夫婦を調べたところ、収入の全部または一部をが管理しているカップルは、9年前の調査に比べ15ポイント減少し46%だった。自分の収入から家計に入れる割合も減っている=表=。「家計は夫婦共同」という意識が弱まり、個人で管理するようになったのが原因と見られる。 代わりに「夫が家賃、費」など項目別に分担するカップルが増えて37%。夫婦がお金を出し合う「共同の財布」型が11%だった。 「子どもが生まれる前はお金をためやすい時期。でも独身時代の感覚のままでは貯金できません。お金の管理につ

  • 「103万円」より「130万円」の壁(2)マネー・経済 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    結婚や出産後はパートで働くことを選ぶ人がいる。その際、よく言われるのが「103万円の壁」だ。 これは年収を103万円以下にすると、人に所得税がかからないうえ、働き手である会社員の夫の年収から年間38万円を差し引く「配偶者控除」が利用でき、その分、夫の所得税も下がるというもの。 ただ、経済ジャーナリストの荻原博子さんは「103万円の壁を気にして、仕事を調整する必要はほとんどない」と話す。103万円を超えるとに所得税がかかるが、収入の伸び以上に税金を引かれることはないので、手取り収入で見ればプラスになる。 夫は配偶者控除の代わりに「配偶者特別控除」が利用できる(所得が1000万円以下の場合)。この控除は年収が増えるに従って段階的に減る=表=が、それによる夫の手取りの減少をの収入増が補うので、家計全体では損にならない。 もっとも、夫の勤務先から配偶者手当や家族手当が出ているなら、

  • 放射性物質、100分の1に減少…原子力安全委 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    内閣府の原子力安全委員会は25日、東京電力福島第一原子力発電所から放出される放射性物質が今月上旬に比べて100分の1程度に減っているとの見解を明らかにした。 また、同原発周辺の沿岸で24日に採取した海水中の放射性ヨウ素131が、3月21日の調査開始以来初めて、国の濃度基準を下回ったことも分かった。ただ、放射性物質の放出量は1時間当たり100億ベクレルほどと依然高レベルで、安全委は「予断を持たず、推移を見守る必要がある」としている。 放射性物質の放出量は、同原発周辺の放射線量の測定結果をもとに、安全委が試算している。5日時点の放出量は1時間当たり1兆ベクレルと見積もっていた。安全委は25日の会見で「周辺の放射線量は低下傾向にあり、放出量は100分の1程度に減少している」との見方を示した。

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