正しさで殴りつけてくる麗奈にめっちゃムカついてたので、(滝にフラれるとかして)コイツ1回ボコボコに心折られねーかなと思ってたら、自らの手で久美子をソリ落ちさせて死ぬほど凹むという、まさにそんな展開が飛んできたので麗奈を赦す気になれたの良かった(結論)。 色んな意味で話題になったシリーズ第3期12話で久美子と滝は以下の会話をかわす。 久「先生にとって“理想の人”ってどういう人ですか」 滝「そうですね。正しい人でしょうか。本当の意味での正しさは、皆に平等ですから」 滝「黄前さんは、どんな大人になりたいですか」 久「私は…。私も、そんな人になりたいです」 以下、アニメ『響け! ユーフォニアム』シリーズの感想を、物語が提示した“正しさ”に沿って述べる。 正しさの暴力性正しさを他人に押し付けるとき、そこには暴力性が宿る。久美子と麗奈はむしろそれを行使してきた側で、実力が上だからという理由で3年生の中
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