国会議員の政治資金をチェックする監査人が繰り返し「監査ミス」を指摘されていました。 国会議員が関係する政治団体は、資金の使いみちについて外部の税理士などの監査を受けることが義務づけられていますが、収支報告書の誤りを見逃し、2年以上続けて総務省から指導・助言を受けた監査人が、去年までの4年間に合わせて25人いたことがわかりました。 中には4年連続でミスを指摘された監査人もいて、専門家は「本当に第三者が監査しているのか疑われかねず、大きな問題だ」と指摘しています。 監査は、政治資金に関する研修を受けた税理士や公認会計士、それに弁護士が担当し、会計帳簿や領収書などが適切に保存されているか、金額や日付などに誤りがないかなどを確認しますが、去年までの4年間で延べ157人がミスの見逃しがあったとして、総務省の政治資金適正化委員会から指導・助言を受けています。 こうした「監査ミス」を指摘された監査人につ