東洋経済オンラインで「白斑被害はカネボウだけの問題なのか」という記事が公開されていて、その中の弁護士の「薬事法の安全基準や、審査体制自体に問題がなかったかも、検証すべきだ」という話に絡めて、『今回の問題はカネボウ化粧品だけに課題が露呈したワケではない』としています。 それによると、『問題となっている美白成分「ロドデノール」は、カネボウ化粧品が厚生労働省から「医薬部外品」として承認を受けている成分』『医薬部外品は医薬品と同様に、製造・販売を希望する1社ごとに厚生労働省が承認を行う』『医薬部外品には、医薬品同様、発売後の市販後調査が義務づけられている』『一応は国の基準を満たしながらも、その後、大規模な健康被害に発展してしまった』というように、厚生労働省が認可し、薬事法の基準を満たしていた製品の成分が問題を起こしたのだから、厚生労働省にも責任があるとしています。 ただ、これはどうもメーカー側の視