11月9日は「119番の日」ということで、全国の消防局などが119番の正しい利用を呼びかけるキャンペーンがされたりするのでしょう。 陸奥新報によると、119番に通報する際は、気が動転して興奮しがちだが、119番を問い合わせに利用したり、いたずら電話も多い事から、正しく冷静に119番通報を呼びかけています。 しかしながら、山形市の大学生の119番通報に応じたオペレーターは「タクシーで行けますか」などと救急車を派遣せず、大学生はそのまま病院に行けず9日後に遺体で発見される事件が起きていました。現在ご遺族が訴訟を起こし、市側が争う構えのようですが、救急医療とは何かを今一度考えるべきだと思います。消防局においても、119番通報の緊急度判定の在り方について、見直しや改善がされなければ、同じような死亡事故が起きることでしょう。 また、救急車に乗れても「救急搬送受け入れ拒否問題」という救急たらい回し問題