群馬県桐生市の庭山由紀市議が25日、「献血の車が止まっているけど、放射能汚染地域に住む人の血って、ほしいですか?」とTwitterで発言し批判が集まった問題で、市議会で除名を求める懲罰動議が20日可決され、女性議員は失職しました。 庭山由紀市議は今月8日の議会運営委員会でも、国の財政負担で自治体が放射性物質の除染を行う「汚染状況重点調査地域」に指定された桐生市産の農作物を「毒物」と発言しており、他にも様々な暴言が繰り返されていました。 こうした発言に対し、品位を欠き無礼で公職の立場にふさわしくないとして懲罰動議が提出され、20日の本会議で採決が行われ、出席者の4分の3以上を占める18人が賛成したため、地方自治法の規定に基づいて懲罰動議は可決され、庭山議員は20日付けで失職しました。 2012/06/11 ■桐生市議会議長へ提出された桐生市議会17名の連名の庭山議員に対する懲罰動議全文 【庭