![データ分析で大事なのは「とにかくシンプルに」! メルカリ流Data Analytics実践のススメ | 【レポート】Web担当者Forumミーティング 2018 Autumn](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e7ccbc40fe8759a78ebec0d7886e5a9a2f6cd51e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwebtan.impress.co.jp%2Fsites%2Fdefault%2Ffiles%2Fstyles%2F1200x630%2Fpublic%2Fimages%2Farticle2018%2Fwebtanforum_autumn%2Fmercari%2Fkashida_04_ogp_1200_02.jpg%3Fitok%3DdP7XOET6)
最後にデザインの話題を取り上げてからずいぶん経ったけど、そろそろまた書くべき頃合いだと思う。 今回焦点を当てるのは、レトロ(かなり前から用いられている)でありながら今また勢いを増しつつある(少なくとも僕は人気上昇中だと感じている)デザインスタイルだ。もっと具体的に言うと、目的を1つに絞り込んだトップページのことだ。 最初に、簡単な例を挙げる。GmailやYahoo!メールのメールアドレスを入力すると、そのアカウントに登録されている連絡先(知り合い)を、さまざまなソーシャルネットワークで探してきてくれるSpokeoというサービスだ。 このデザインの目的はただ1つ、製品の機能を示すためにメールアドレスを入力してもらうことだけで、そのほかのことには目もくれていない。登録ユーザー向けのログインページやブログ、説明ページへアクセスするリンクといった副次的なリンクが少々と、信用度を高めるのに役立つ大手
僕はここしばらく、この記事を書きたいという思いを抑えていた。それは僕がTwitterを好きじゃないからではなく(あと2~3日もすれば妻からもういいかげんにしろって言われるんじゃないかと思う)、要するにTwitterなんて、もうたくさんだって感じになっているだけなんだ。 と言っても、Twitterのつぶやきそのものにうんざりってわけじゃない。世界中で毎日のようにTwitterを「発見」している二流のメディアパーソナリティーや、代わり映えのしない「Twitter入門」的記事を週に1000回も繰り返し掲載する自称「ソーシャルメディアの達人」たちが、絶え間なく流すくだらない雑音に辟易しているってことなんだ。 それなのに、なぜこの記事を書いているのかって? それは、僕がTwitterで体験していることを話題にしている人があまりいないからだ。Twitterの真の力というのは、マスマーケティングが容易に
端末特性に応じたユーザビリティの考え方最も身近で、どこでも気軽に使えるインターネット端末となった携帯電話。端末の急速な普及とハイスペック化にともない、携帯電話向けインターネットサービスによるマーケティングが各企業で本格的に取り組まれるようになっています。PC向けWebサイトと同様、携帯向けWebサイト(以降“モバイルサイト”)の構築においても当然、ユーザビリティの高いサイトを構築することが各企業のビジネスによい影響をもたらすことは必然です。 しかし、モバイルサイトでは、これまで各企業が構築・運用してきたPC向けWebサイトと比べると、画面サイズや1ページで表示できるページ容量制限、キャリアごとの違いなど、モバイルならではの制約があります。それらを踏まえたうえで、どうすればモバイルサイトでユーザーにメッセージを正確に伝えることができ、ストレスなく利用できるユーザビリティの優れたサイトを実現で
あなたが考案している企画がある場合、その企画が上司のミッションとどう関わりがあるかをまず考え、あなたの提案によって上司のミッションが実現可能かどうかを考える必要がある。自分の感覚でウェブサイトリニューアルが必要だと考えても、リニューアル後に集客や売上アップにつながらないと思える企画ならば、上司がその企画を通す可能性は限りなく少なくなる。 上司がどういう課題を抱えていて、どういうミッションを与えられ、今後どうしていきたいかなどを知ることは、企画提案に際しては非常に重要なことになる。まずは提案相手について知ろう。直属の上司が社長だとしても同じことだ。 現状把握は必ず行う(現状分析)どんな企画を行う場合でも、現状把握は必ず必要となる。場合によっては「背景」として今の市場の動向などを知ることが必要な場合もある。 ウェブサイトのリニューアル、ウェブプロモーション実施、CMS導入、グループウェア導入な
ケータイ小説のヒットや、モバゲータウンの会員数が1000万人を超えるなど、マーケティングの場でも「ケータイ(モバイル)」を耳にする機会が多くなった。本稿では、これから初めてマーケティングにケータイを導入してみたい方から、とりあえずケータイサイトを作ってはみたけれど次の一手が見つからないと悩んでいる方まで、マーケティングにおけるケータイ活用を基本から解説する。 PCの市場に並んだケータイのネット利用携帯電話の契約者数は、2008年3月時点で1億台を突破した(電気通信事業者協会調べ)。そのうち、インターネットに接続できる端末は約8,870万台、高速なデータ通信が可能になる3G端末の普及率は、2007年9月時点で、契約数の約80%に達している。これにより、携帯電話(PHS、携帯情報端末)からのインターネット利用者数は7,287万人に達し、PCからの利用者数7,813万人にほぼ並ぶまでに増加してい
その半面、携帯サイトの設計については、PCサイトとは異なるユーザー特性があるにもかかわらずノウハウは少なく、中規模以上のサイトであっても「とりあえず作っただけ」のサイトや、やみくもに見た目だけを新しく装ったサイトが多いのが現状である。 今回は、携帯サイトの設計、その中でも特にビジネス成果に直結するフォームについてピックアップし、携帯ユーザー特有の行動に対していかに対応すべきかを考えてみたいと思う。 さて、複数のブラウザを立ち上げて、画面を切り替えながら操作が可能なPC環境と違い、モバイル端末では一度サイトから離れると、戻ってくるのが非常に大変である。そのため、携帯サイトのフォーム登録はPC以上に「一発勝負」であることを強く意識する必要があるだろう。 まず、ユーザーの入力負荷を減らし、自動入力が可能な部分は可能な限り実装するなどの配慮を欠かさないようにする必要がある。さらに、「携帯特有の機能
今日はちょっと目先を変えて、小さなベンチャー企業を率いる者の心得について語ってみたいと思う。 SEOとは違って、こういったテーマについて話ができるような説得力や経験なんて、僕にはほとんどない。たしかに、僕は何十という検索マーケティングプロジェクトを成功に導いてきたけれど、ベンチャー企業の経営に関わったのはたった1社、つまりSEOmozだけで、僕自身の経験は限られている。だけど、僕は世界のあちこちにあるベンチャー企業で成功を収めた(あるいは収められなかった)CEOや起業家と一緒に仕事をしたり、顔を合わせたりする機会に恵まれてきたんだ。 ここでは、ベンチャー企業のCEOたる者はこんなことをしなくちゃならないとか、やっていいことと悪いことの区別なんてものを偉そうに語るつもりはない。単純に僕個人の経験、つまり僕がうまくやれた点とかしくじった点をみんなにも知っておいてもらいたいんだ。 ほかのCEOの
第9回 より見てもらえるようにユーザーを“そそる”、ワンランク上の画面構成のコツ 現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題が起きないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか? 今木 智隆(株式会社ビービット) 限られた画面内でユーザーの目線を 効果的に誘導するテクニックを紹介「ファーストビュー」、すなわち「ユーザーがサイトを訪問したその瞬間に画面に表示される領域」は、画面設計・デザインにおいて、常に意識しなければならないポイントの1つだ。限られたスペースの中で、いかにコンテンツに優先度を付け、効果的に構成するか、かなり悩まれた経験のあ
1日あたりの訪問者数を単純に平均すると次のようになる。 単純な平均訪問者数:4699人 しかし、このサイトは週末のアクセス数は平日の数分の1しかないため、平日と週末を分けて考えてみるのもいいだろう。そこで、平日と週末でそれぞれ平均を出すと、次のようになる。 平日の平均訪問者数:6223人 週末の平均訪問者数:888人 これで、平日は6223人より少なければ「アクセスが少なかった」、週末は888人より多ければ「アクセスが多かった」と判断していいのだろうか。 週末の平均はたしかに代表的な数値となっているが、どうも平日の平均がおかしい。グラフを見ても、ほとんどの平日は5000人以下と、平均よりも1000人以上少ないアクセス数になっている。 よく見ると9月14日のアクセス数が非常に多い。この日は、あるページがヤフーニュースで紹介されたために、非常に多くの人がサイトを訪れていたのだ。ヤフー以外にも人
Webマーケティングガイドでは、インターネット調査会社の株式会社ボーダーズと共同調査のもと、検索サービスの利用実態に関する調査「第6回検索サービス利用調査」を行った。 その結果、普段利用している検索サービスはYahoo! JAPANであるとの回答が最も多く、Googleがそれに続いた。また、職業別/職種別/業種別で見てみると、Googleの利用者はYahoo! JAPAN利用者に比べ、専門職や経営者・役員などの割合が高い傾向にあり、Yahoo! JAPANではGoogle利用者に比べ主婦や技術系以外の事務職、販売職などの割合が高い傾向にあることがわかった。 ※調査概要に関しては、記事の末尾に記載している。 Google利用率の伸びがYahoo! JAPANの伸びを上回るQ1では、普段利用している検索サービス(複数回答)について聞いた。その結果、利用している検索サービスは「Yahoo! JA
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の四十五 ホームページでもっとも必要な力近頃は動画共有サイトにセカンドライフのような仮想CG空間と「映像系」が花盛りです。ちょっと前までポッドキャストが「次世代」と呼ばれ喧伝されていました。ITとゲーム業界の「次世代型」や「新世代」は、世界陸上を中継する織田裕二さんの「この後すぐ」位の信頼性です。 動画共有サイトは、映画会社や制作会社のように「映像」をすでにもっている会社にとってはあらたな「チャネル」とし
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 心得其の四十壱 「世論」に反映されない人々がいるニュースなどで「インターネットによる調査では」と目にすることが多くなりました。調査は「ネット調査(リサーチ)会社」に委託され、登録モニターの回答がネットを通してリアルタイムで集計されます。年齢や性別・職種といった属性毎に絞り込んだ調査を、瞬時に低コストでできるのが魅力です。 しかし、中小企業の「商売用」の立場に立てば、ネット調査には慎重であるべきです。前回の「みん
去る8月10日、銀座のアップルストアにて「CSS Nite Vol.20」が開催された。 テーマは米ヤフーが無償で提供しているJavaScriptとCSSのライブラリ「Yahoo User Interface Library」。「YUI」の名で知られる、このライブラリに関して、米ヤフーのYUIチームエンジニアリングマネジャーであるエリック ミラグリア氏が来日して講演した。 編集部では、独自に日本語向けのYUI CSSに関する情報も入手したので、イベントの様子と併せてレポートしよう。 結論から言うと、YUIライブラリは非常によく作り込まれているので、どんなウェブサイト開発にも利用できる便利なもので、ぜひ使ってみてほしい。無償で利用できるうえに、利用条件としても、再配布時に著作権表示をするだけいい「BSDライセンス」で提供されているので、商用サイトで使う場合でも、ソースコードを公開する義務が生
僕がいくつか基本に立ち返るような率直なアドバイスをしてから、しばらく時間が経った。そして、初心者はもちろん手練れの人たちにとっても、タイトルタグが注目に値するものだということは間違いない。というわけで、今回のネタはこんな内容だ。 可能なかぎり最高のタイトルタグを作る方法 自分のトラフィックをブランド化せよ どこに行こうとしているのか検索ユーザーに認識させるとともに、再訪問を増やすため、自分のサイトのタイトルもしくはブランド名を、各タイトルタグの頭または最後に配置しよう。この要素を重視する妥当な理由を見つけるのが困難なら、ぜひ思い出してほしいことがある。それは、あらゆる広告調査において、同じ種類の製品で比較した場合、消費者はノーブランド製品やショップブランドの製品よりも、「ブランド」製品により多くのお金を払う傾向があるという結果が出ていること。この理屈を検索結果に当てはめれば、下の方のランク
第6回 サイト価値を最大化するためのトップページ設計術 ~4パターンの訪問者を想定して作るトップページデザイン 現実の店舗や窓口では、目の前にいるお客が困っていればすぐにわかるし、同じトラブルが重なれば問題がおきないように施策をとる。しかし、ウェブサイトを作っているときにはお客は目の前にいないし、公開後にお客の対応をするのはウェブサーバーやスクリプトという機械だ。そのため、現実の商売では当然のように行っている接客ができない、いや忘れてしまってはいないだろうか? 今木 智隆(株式会社ビービット) トップページ設計において考慮すべき 4つのユーザー利用シーントップページの設計やデザインは、ウェブサイトの構築を行ううえで、最も難しいポイントの1つだろう。構成するコンテンツの多さに加え、さまざまな制約やこだわりなどによって、四苦八苦したことのある方も多いのではないだろうか。 そんなときに重要なのは
第6回 オーバーチュアとグーグルアドワーズ広告、どう使い分ける? 佐藤 健史(株式会社セプテーニ) 多くの企業が取り組み出したSEM(検索エンジンマーケティング)は、発展途上の分野でもあるため、確固としたセオリーが存在しない。SEMを行う上で担当者が直面するさまざまな判断・選択について、その見極めのポイントを専門家がアドバイスしていく。 オーバーチュアとグーグルのアドワーズ広告 まずは違いを把握する初めてキーワード広告を実施するクライアントから受ける質問の典型として、「オーバーチュアとアドワーズ広告の、どちらから先に実施するべきか?」というものがある。この質問は、頻繁に聞かれる割には一概に答えられないため困ってしまうが、気を付けるべき点には次のようなものがあるだろう。 オーバーチュアとアドワーズ広告それぞれの提携ネットワーク まず判断の材料となるのは、それぞれの提携ネットワークだ。「オーバ
多くの広告主が、Googleのコンテンツネットワークの使用をためらってきた理由の1つは、どこに広告が出るのかという情報が限定的だった点だ。6月12日にリリースされた広告配信先別の掲載結果レポート(日本語による解説)は、その情報に関する非常に意義深い様相を僕らの前に示すものだ。自分の広告を掲載する個々のページについて、URL、インプレッション数、クリック数、クリック単価(CPC)、コンバージョン率といった統計情報を確認できる。 すでにGoogleのコンテンツネットワークを利用している人は、この種の情報を詳しく調べなければならない。もしあなたのレポート内容が、僕のものと似ているようなら、キャンペーンから不適切なサイトを削除し(または、サイトにはまったく関係のないキーワードを狙った隠れテキストを使っているとGoogleに報告し)、優れたROI(投資利益率)をもたらすサイトをターゲットとしたキャン
コンテンツは現場にあふれている。会議室で話し合うより職人を呼べ。営業マンと話をさせろ。Web 2.0だ、CGMだ、Ajaxだと騒いでいるのは「インターネット業界」だけ。中小企業の「商売用」ホームページにはそれ以前にもっともっと大切なものがある。企業ホームページの最初の一歩がわからずにボタンを掛け違えているWeb担当者に心得を授ける実践現場主義コラム。 宮脇 睦(有限会社アズモード) 確かにブラウザが有料だった時代は遥か昔日の思い出となり、グーグルにより「ワード」も「エクセル」もいらなくなりつつあります。※1 グーグル礼賛派はこの戦略を「無料化ゲーム」と持ち上げます。常にゲームの主導権を握ることで勝ち続けていると英雄扱いです。 しかし、グーグルの「無料戦略」はセレブだからできるということはあまり語られません。ヤフーやMSNの検索エンジンに採用されて知名度を手にし、株式上場時の売り出し分だけで
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