宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、スペースシャトル「ディスカバリー号」(STS-114ミッション)に搭乗した野口聡一宇宙飛行士の帰国報告会を、東京都江東区のZEPP TOKYOにて開催した。JAXA(旧・宇宙開発事業団NASDA)の宇宙飛行士としてシャトルに搭乗したのは、毛利衛・向井千秋・土井隆雄・若田光一の各氏についで5人目。飛行以来、初めての帰国となったが、集まった市民に元気な姿を披露した。 会場となったZEPP TOKYO。翌日には、ふるさとの茅ヶ崎市でも帰国報告会が開催された 帰国の報告をする野口宇宙飛行士。会場には、老若男女、大勢の人が応援に駆けつけた ディスカバリーは、7月26日10時39分(米国東部夏時間)にケネディ宇宙センター(フロリダ州)から打ち上げられ、8月9日8時12分(同)にエドワーズ空軍基地(カリフォルニア州)に帰還した。コロンビア号の事故以来、およそ2年半ぶ