米マイクロソフト社から15日(米国時間)に突如発表になった、ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏引退の報道。ゲイツ氏の後継者として、開発責任者(CSA:Chief Software Architect)に就任する、レイ・オジー(Ray Ozzie)氏とは、一体どんな人物なのだろうか? Lotus Notesの父にして、ネット戦略の鍵を握る重要人物 マイクロソフトのサイトに掲載されているオジー氏の略歴には、“ロータス・ノーツ”の創始者、P2P型コラボレーションソフト『Groove』を開発し、2005年4月にマイクロソフトが買収した米Groove Network社の創業者、米Data General社における初期の分散オペレーティング・システムの開発を担当、といったフレーズが並んでいる。 オジー氏はGrooveが買収された後で、マイクロソフトの最高技術責任者(CTO:Chief Techni