本家/.の記事(Microsoft's Lost Decade)より。かの偽ジョブズの中の人として知られるNews Week誌のダニエル・ライオンズ記者が、なぜここ10年間のMicrosoftはぱっとしないのか、そしてなぜスティーヴ・バルマーはビル・ゲイツになれないのかについて書いている(The Lost Decade)。いわく Microsoftに最も害を与えたのは、2000年1月にゲイツが下したCEOを辞めるという決定だ。ゲイツはソフトウェア・ギークだった。彼は技術を理解していた。一方、バルマーはビジネス屋だ。 続けてライオンズ氏は、Microsoftの盲点は技術企業のトップに非技術系出身者を据えることだったとする。これにより、バルマー治下のマイクロソフトの収益は年230億ドルから580億ドルにほぼ三倍増したが、企業としては官僚的でたらい回しが目立つようになり、動きが鈍くなってしまった