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【グラフ1】Futuremarkのベンチマークソフト「PCMark05」のうち、4スレッドを同時に実行する「Multithreaded Test 2」を動かしたときのシステム全体の消費電力。負荷時の消費電力が低い AMDは2008年3月4日、低消費版デュアルコアCPUの新製品「Athlon X2 4850e」を発表した。日経WinPC編集部は同製品を入手、通常版との消費電力の差を測定した。 Athlon X2 4850eは製品名こそ見慣れないが、機能や性能面では既存のAthlon 64 X2シリーズと同じだ。製造プロセスは65nm(ナノメートル)で、命令+データが64KB+64KBの1次キャッシュと512KBの2次キャッシュを備える演算コアを2個搭載している。対応メモリーは最大でDDR2-800。動作周波数は2.5GHzで、TDP(Thermal Design Power:熱設計電力、実使
2008年に登場する新しいアーキテクチャーを採用するCPU「Nehalem」。ニーズに合わせて搭載する機能を変えることができる 2007年9月18日(米国時間)、米インテルが主催する開発者向け会議「Intel Developer Forum(IDF)」が始まった。初日、基調講演で登壇したのは米インテル社長兼CEOのポール・オッテリーニ氏。同氏は「先端から主流へ(Extreme to Mainstream)」というテーマで講演。モバイルやゲームといった当初は非常に小さいと考えられていたパソコンのマーケットが、どうして大きな市場になり得たのかを、同社のCPU技術の進歩を振り返りながら説明した。 同氏は冒頭で、「イノベーションこそが我々の今日の世界を作って来た」と語り、その一つの形として2007年11月に投入する新しいCPU「Penryn(ペンリン、開発コード)」を取り上げた。Penrynは、4
米Intelは米国時間9月18日,今後の製品計画について明らかにした。32ナノメートル(nm)プロセス技術を用いたチップ製造を2009年に開始する。 同社社長兼CEOのPaul Otellini氏は,サンフランシスコで開催中の開発者会議「Intel Developer Forum(IDF)」で32nm技術による300mmウエーハを披露した。32nmプロセスでは,高誘電率(High-k)絶縁膜とメタルゲートを組み合わせたトランジスタを採用する。テスト・チップは19億以上のトランジスタを搭載する。 また,45nmプロセスの「Penryn」プロセサは今年11月に,45nmプロセスの「Silverthorne」ファミリは2008年に投入する。新アーキテクチャ「Nehalem」をベースにした製品は2008年後半に登場する見込み。 なお,消費電力25ワットのデュアル・コアPenrynプロセサは,「Mo
インテルは9月5日,クアッドコア(4コア)Xeonプロセッサ(コード名「Caneland(ケーンランド)」)7300番台を出荷すると発表した。4way以上のSMP(対称型マルチプロセッサ)構成が可能なマルチプロセッサ向けCPUの最新版である。この7300番台,従来製品と比べてクロック周波数が大きく上がったわけでもなければ,アーキテクチャが変更されたわけでもない。インテルの中ではある意味“地味な新製品”と言える。 それでも,インテルの社内ベンチマークによれば,従来のデュアルコア製品と比較すると2倍近い性能向上を達成できるという。クロック周波数以外の性能向上の技術進化が目覚ましいのである。今回発表された7300番台を例に,今どきのCPUがどのように進化しているのかを見てみよう。 (1)クアッドコア:四つのスレッドを同時に処理する 現在のCPUは,1CPUの中に複数のコアを持つ“マルチコア”が主
インテルの新デュアルコアCPU「Core 2 Duo」が2006年8月5日に販売開始となった。東京・秋葉原では深夜0時の販売解禁に合わせて複数のパーツ販売店がカウントダウンイベントを実施。低消費電力と高性能を両立させた期待のCPUとあって、店によっては200人以上の購入者が集まる盛り上がりとなった。こうした深夜の販売イベントはこれまでWindowsの販売開始時に実施されることはあったが「CPUの深夜販売は初めて」(九十九電機)という。 5日に発売されたCore 2 Duoは4種類。動作周波数が2.67GHzの「E6700」(実勢価格は約7万円)。2.4GHzの「E6600」(同約4万2000~4万4000円)、2.13GHzの「E6400」(同約3万円)、1.86GHzの「E6300」(同約2万5000円)。このうち最も人気を集めたのが「E6600」。下位の2モデルと比べてL2キャッシュは
写真4:写真3における,レンダリング処理中のパソコンの消費電力。Core2 Duo搭載パソコンは約140W,Pentium D搭載パソコンは約190Wだった インテルは7月27日,パソコン向けデュアルコア・プロセサ「Core 2 Duo」と「Core 2 Extreme」を正式発表した。特徴は,処理性能と消費電力のバランスを追及した新設計。これにより,「消費電力を押さえつつ,処理性能を向上させることに成功した」(インテルの吉田和正共同社長)。 「Core 2 Duo」は,デスクトップ・パソコン向けの製品4種類と,ノート・パソコン向けの製品5種類で構成する。デスクトップ向け製品で最速の「E6700」は2.66GHzで動作する。ノート向け製品で最速の「T7600」の動作周波数は2.33GHz。 一方の「Core 2 Extreme」はデスクトップのハイエンド機を想定した製品。こちらは1種類のみ
■ベンチマーク・テストの結果,デュアルコア・プロセッサで2つのプログラムを同時実行すると,処理性能が約2倍になることが確認できた。 ■2組の演算器が並列稼働していることが裏付けられている。 ベンチマークでその効果を確認 次に,デュアルコア・プロセッサを使ったシステムで,簡単なベンチマーク・テストを行い,複数のプログラムの同時実行性能が向上することを確認した。実施したテストは,音声データのエンコーディングである。WAVデータをMP3データに変換するのにかかった時間を計測した。 テスト内容は,コマンド・ラインで利用するシングル・スレッドのMP3エンコーダ・ソフト「LAME」を使い,LAMEを1つだけ実行したときにかかった時間と,LAMEを2つ同時に実行したときにかかった時間を計測した。WAVEファイルは,同じ内容のファイルを2つずつ3曲分,合計6曲分用意した。総ファイル容量は,6曲分で約300
「Intel chipsets are back!」 米インテル 副社長 チップセットグループ・ゼネラルマネージャーのリチャード・マリノウスキー氏は大いに興奮した様子でこう叫び、自らのプレゼンテーションを締めくくった。台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2006」に合わせて、同社が2006年6月7日に開催した新チップセット「965 Express Chipset Family」発表会での一コマである。 同社は965 Express Chipset Familyとして、「P965」「G965」「Q965」の3品種を発表した。このうちP965は6月5日に量産出荷を開始、G965とQ965は2006年8月をメドにそれぞれ量産出荷を始める予定だ。 965 Expressは、同社が2006年夏に出荷予定の新CPU「Core 2 Duo」のデスクトップ向け製品(開発コード名:Con
【IDF】米Intel,新仮想化技術「Intel VT-d」やクアッドコア・プロセサ「Clovertown」などを披露 米Intelはカリフォルニア州サンフランシスコで開幕した開発者向け会議Intel Developer Forum(IDF)Spring 2006で,新しい仮想化技術「Intel Virtualization for Directed I/O(Intel VT-d)」やサーバー/ワークステーション向け新型プロセサ,デスクトップ・パソコン向け新型プロセサなどを,米国時間3月7日に発表した。2ウエイ・サーバー向けクアッドコア・プロセサ「Clovertown」(開発コード名)のデモンストレーションも行った。 Intel VT-dはエンタープライズ・サーバー向け仮想化技術。「Intel Virtualization Technology(Intel VT)」の後継に相当する。I/O
米Intel社は、2006年3月7日から始まる開発者向け会議IDF(Intel Developer Forum)を前に、プレス向けのイベントを開催し、同社の研究開発(R&D)に関する最新状況を報告した。同社は世界の18箇所に研究開発拠点をもち、合計1100人の研究者がいる。このところ同社は「半導体企業」から「プラットフォーム企業」への脱却を宣言していることもあり、最近は半導体以外の研究テーマへの取り組みに比重を置いているという。特に新規の研究テーマを中心に、英国ケンブリッジや、米国内ではバークレイ、シアトル、ピッツバーグにおいて大学との協業を推し進めている。 今回は、ネットワーク関連で具体的な成果を三つ披露した。1つは誤り検出符号CRCの生成アルゴリズムである。同社が独自に開発したアルゴリズム「SB8(Slicing-by-8)」を使うと、従来の方式に比べてCRCの処理時間が1/3になると
図 仮想化支援機構「Virtualization Technology(VT)」の効果<BR>総じてVT有効時は無効時より3%前後性能が伸びている。値は実マシンを1としたときの相対性能である。米Futuremark社の「PCMark05」の各テストを実施して測定した。 仮想化の処理をハードウェアで一部肩代わりする支援機構を実装したCPU搭載機で動く仮想マシンの性能は,実マシンのレベルに到達している。米Intel社の仮想化支援機構「Virtualization Technology(VT)」対応CPU搭載機の検証で,その効果が明らかになった。 VTは,複数の仮想マシンを同時実行する際のスイッチングと特権命令の検知を支援する機構。仮想マシンで動くOSが発行する特権命令を検知する作業は,仮想マシンのオーバーヘッドの多くを占める。VT対応CPUとその機構を利用するソフトを組み合わせれば,仮想マシン
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