6月15日、東京ビッグサイトで「ケーブルテレビ 2005」が開幕した。今年は日本でケーブルテレビが誕生してから50年という節目を迎えたこともあり、共同出展を含めて165の企業が参加。過去半世紀を振り返る企画展示はもちろん、各社の展示ブースにも力が入っている。 展示会場は、メーカーやSIが中心の「ハードウェアゾーン」と放送番組を供給するコンテンツサプライヤーが出展する「サプライヤーゾーン」に分かれ、それぞれ全く異なる趣を見せる。サプライヤーゾーンでは、巨大なゴジラが現れたかと思えば、説明員が全員ライトセーバーを持っているブースあり、バニーガールがチラシを配っているブースありと、例年通りのお祭り騒ぎだ。 一方のハードウェアゾーンは、派手さはないものの、新製品や参考展示が注目を集めている。中でも目立つのは、IPベースの情報サービスを取り込んだセットトップボックス(STB)。日本ケーブルラボのデジ