米Microsoftは2月19日(現地時間)、同社の仮想化ソフトウェアの最新版「Virtual PC 2007」の提供を開始した。新版の特徴はWindows Vistaに対応した点で、同社ダウンロードセンターから無償で入手できる。 MicrosoftのVirtual PCのページからダウンロードの項目を選択すると、Virtual PC 2007の英語版バイナリの配布ページへとジャンプする。日本語版バイナリもダウンロードセンターを通じて配布されているが、インストールに関する手順や製品の説明は現在、英語で記述されたもののみとなっている。 Virtual PC 2007は、Windows上でMS-DOSや異なるバージョンのWindowsなど、複数のOSを仮想的に1つのシステム上で動作させることが可能なソフトウェア。昨年2006年7月にVirtual PC 2004の無償化を実現して以来、手軽に
長きにわたったDirectX 9時代がついに世代交代を迎える。Windows Vistaによって、DirectX 10時代が到来するからだ。 今回は、このWindows Vistaに独占供給されるDirectX 10(Direct3D10)についての基本情報を整理すると共に、DirectX 10で新設される第3のプログラマブルシェーダ「ジオメトリシェーダ」とはナニモノなのかを探っていこうと思う。 DirectXの歴史を振り返る〜プログラマブルシェーダとは一体何か? まずは、グラフィックス・プロセッサ(Graphics Processor Unit:GPU)の近年までの進化の経緯を簡単に振り返ってみることにしよう。 それまでプロフェッショナルな世界のモノだった「3Dグラフィックス」は、1994年に発売された家庭用ゲーム機プレイステーションやセガサターンによって一気に一般化し、同時進行の形でP
Windows Vistaは、3Dおよび半透明処理が美しいユーザーインタフェース「Windows Aero(エアロ)」をはじめ、セキュリティ関連やバックアップ機能の強化など、使い勝手以外にもさまざまな点が革新されている。また、Windows Vista Home BasicからWindows Vista Ultimateまで、搭載機能が違う多数のエディションが存在する。 この変化を受けて、Windows VistaとはどのようなOSなのか、さらにどのエディションを入手すればいいのか、戸惑っている方は少なくないはずだ。入手済みの方であればその変貌ぶりに驚いていることだろう。そこでMYCOMジャーナルでは、深い理解への橋渡しとなる特集記事を用意した。 以下が、その内容だ。 なお、Windows Vistaの成り立ちの理解を助けるために、第1章では十分なページを用意してWindowsシリー
WinHECで公開された「Windows Vista Beta 2」用として「Windows Sidebar」のGadgetsを集めたサイトが公開された。 Windows Sidebarは、Windows Vistaのコンシューマ向け機能のひとつであり、アプリケーションを起動させずとも各種の情報を表示させることができるデスクトップアクセサリ的なツール。gallery.microsoft.comでは、Windows Vista Beta 2のテスターがSidebarのGadgetsを入手できるほか、開発者向けとしてGadgetsの作成方法の資料も置かれている。また、開発者が自作のGadgetsを投稿することも可能とされている。 現在、8つのGadgetsが登録されており、なかにはゲーム的な「Poker(Beta)」「Sudoku(Beta)」などが見られるほか、「Seattle Traffi
米MicrosoftはWinHEC 2006で、次期OS「Windows Vista」のベータ2を発表した。まもなくCustomer Preview Programが予定されているように、より製品版の姿を想像できるビルドとなっている。ここでは会場で配られたベータ2(ビルド5384)のファーストインプレッションと共に、Windows Vistaの特徴をふり返る。 Windows Vistaベータ2(ビルド5384) ベータ版をインストールする前に米MicrosoftのGet Readyサイトで無料配布されている「Windows Vista Upgrade Advisor」(ベータ)を使ってハードウエアの対応を確認した。まず機能リストの中から、必要な項目を選択する。すると「あなたの選択では、Windows Vista Home Premiumが適しています」というように、Windows
米ワシントン州シアトルで5月23日(米国時間)からMicrosoftのハードウエア開発者会議「Windows Hardware Engineering Conference (WinHEC)が始まった。Bill Gates会長兼CSAがオープニング基調講演を行い、「Windows Vista」「The 2007 Microsoft Office system」「Windows Server "Longhorn"(コードネーム)」のベータ2を発表した。 オープニング基調講演を担当したBill Gates会長兼CSA Windows Vista世代では"連携"がキーワードの1つとなっている。たとえばマクロな視点でWindows Vistaの登場は、ソフトウエア、ハードウエア、ネットサービスが密接に結びついたプラットフォームの実現を意味する。今回、Windows Vista、2007 O
米Microsoftは5月18日(現地時間)、次期OS「Windows Vista」のリリースに向けたユーザーの準備を支援するためのプログラム「Get Ready for Windows Vista」の専門サイトを開設した。Vistaの製品ラインナップやハードウエア要件などの情報提供のほか、PCのVista対応を診断できる「Windows Vista Upgrade Advisor」というソフトウエアのベータ版を無償配布している。 Windows Vistaは、企業ユーザー向けには2006年11月、一般ユーザー向けには2007年1月頃に提供開始される予定だ。Vista発売までの道のりが見えてきたことで、Windows XP搭載のPCの購入やアップグレードを検討している人がVista対応も考慮できるように"Get Ready"サイトを用意した。同サイトではハードウエア対応に関して、以下の
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