12月16日,東京都千代田区と新潟県長岡市で地域SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)がスタートした。地域の活性化と,参加住民の意見を行政へ反映する仕組みづくりが目的だ。この実験は総務省が「ICTを利用した地方行政への住民参加の促進」事業として行っている(総務省の研究会の資料)。 これらの地域SNSは,オープンソースのSNSである「open-gorotto」をベースにしている。open-gorottoは熊本県八代市のサイト「ごろっとやっちろ」で稼働しているSNSをもとにしている。熊本県 八代市 情報推進課 小林隆生氏が開発した(関連記事) 千代田区の地域SNS,長岡市の「おここなごーか」,どちらも既存会員の招待がなくとも利用できる。会員が友人を招待することも可能だ。実験期間は12月16日から2月15日までの2カ月間。SNSの運用はその後も継続される予定だ。