印刷 トマトの苗を1本ずつ専用の鉢に植え、養液で育てる=仙台市若林区 イタリア料理店チェーンのサイゼリヤは16日、東日本大震災で津波をかぶった仙台市若林区の田んぼでトマトの栽培を本格的に始めた。被災地支援の一環だ。塩害の影響を受けない水耕栽培で、年間300トン以上の生産量を見込む。 1億円を投資し、農家から借りた1.6ヘクタールの田んぼに30アールのビニールハウス4棟と選果場などを建てた。関連会社の農業生産法人・白河高原農場(福島県白河市)が運営し、露地のトマトが出回る夏場を除き、主にサイゼリヤに出荷する。 被災した地元農家の若者11人を研修生として受け入れた。2〜3年間、働きながら水耕技術を学び、コストを下げて、将来の独立をめざしてもらう計画だ。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちらトマト栽培にCO2活用 エコ車