タグ

2013年1月11日のブックマーク (4件)

  • 荻上チキ『彼女たちの売春(ワリキリ) 社会からの斥力、出会い系の引力』

    素晴らしいだ。それ以上に研究とは、啓蒙の在り方とは、そしてそもそも人間とはなんだとろうか、という思いを何度も書の通読中に思った。語り口はやわらかくまた優しいが、時に熱情的なメッセージが冷静に刻み込まれている。同時代の“全体像”を出会い喫茶、出会い系という風俗を通して描いた著作だ。多くの人が長くこの著作を読み、私たちがいま生きている2010年代の肖像として今後利用していくだろう。それほどの著作だ。経済思想史的にいえば、これはまさに現代の『貧乏物語』なのだ。河上肇のこのベストセラーが、当時の日の現実で「貧乏」を描くことなく同時代のイギリスの状況を描いたことに対して、書は現在の日の「貧乏」ではなく、ありのままの現在の日の「貧困」を描写しようとしている。そしてその試みは私の思うところ、きわめて深いレベルで成功している。 書の出会い喫茶調査(時間的にも地域的にもかなりのサンプル収集と

    荻上チキ『彼女たちの売春(ワリキリ) 社会からの斥力、出会い系の引力』
    cybo
    cybo 2013/01/11
  • 世界一わかりやすいスティグリッツの経済学第1回 「経済学は選択の科学」(木暮 太一) @gendai_biz

    みなさま、あけましておめでとうございます。 去年の年末までアダムスミスの思想と理論をお伝えしてきましたが、今年はテーマを変えて「スティグリッツの経済学」を解説していきます。 ジョセフ・E・スティグリッツ氏(Joseph Eugene Stiglitz, 1943年2月9日 - )は、アメリカ人の経済学者です。1979年にジョン・ベーツ・クラーク賞、2001年にノーベル経済学賞を受賞しています。現在における最も活動的且つ影響力のある経済学者の一人ですね。大学でもスティグリッツの氏の経済学をベースに授業が行われていることが多いです。 ただ・・・、テキストが非常に分厚く、なかなか読破できません。社会人になってから、仕事の合間に読むのは相当骨が折れる作業でしょう。 そこでこの連載では、スティグリッツの経済学のエッセンスを抽出し、約15回にわたって、世界一わかりやすく解説していきます。この連載を読ん

    世界一わかりやすいスティグリッツの経済学第1回 「経済学は選択の科学」(木暮 太一) @gendai_biz
    cybo
    cybo 2013/01/11
  • 「元を取る」という思考の落とし穴 | 経済 | PHPビジネスオンライン 衆知|PHP研究所

    《 『Voice』2013年2月号より》 相手の損が自分の得 たぶん、皆さんの身の周りにもいると思うのだけれど、ぼくの知り合いにもやたらと「元を取る」ことにこだわる人びとがいる。各種の権利、サービスその他を、とにかく使い倒さないと気が済まない。 べ放題に行くと、ローストビーフばかりえないほど取ってきて「これがいちばん割がいい」と悦に入る。あるいは出張で飛行機に乗るとき、たまにラウンジの使用権をもらうと、もうどうせすぐに搭乗開始でラウンジに行くだけ面倒なのに、「使わないともったいない、元を取らないと」とダッシュでラウンジに向かい、シャンパンを4、5杯がぶ飲みして、またダッシュで搭乗口に向かう。 いやあ、そこまでしてシャンパンが飲みたいかねえ、とぼくは思うんだが、彼らにとっては、そういう問題ではないらしい。でもそれじゃあ、どういう問題なのかをぼくはずっと不思議に思いつつ、追求しないできたん

    cybo
    cybo 2013/01/11
    買うと損で、売ると得してる、みたいな発想も勘弁して欲しい。> 「彼らの発想では、とにかく相手が最大限の損をすることが自分にとっての得に思えるらしいのだ。だから相手が損をすれば満足、ということなのだ。」
  • 次期米財務長官の「奇妙な署名」話題に オバマ大統領もからかう「指名撤回しようかと思った」 - MSN産経ニュース

    次期米財務長官に10日指名されたジャック・ルー大統領首席補佐官の署名が「奇妙で読めない」と、米メディアで話題になっている。財務長官の署名は紙幣に印刷されるだけに、オバマ大統領は記者会見で「指名を撤回しようかと思った」とルー氏をからかった。 ルー氏の署名は一見すると、円をぐるぐると並べた落書きのよう。オバマ氏は報道で風変わりな署名に初めて気付いたと述べ「米紙幣の価値を落とさないため」に、せめて1文字は判読できるようにするとルー氏が確約してくれたと語った。 米メディアによると、ガイトナー現財務長官もかつては読めない署名を使っていたが、紙幣に印刷されることを意識して変えたという。(共同)

    cybo
    cybo 2013/01/11
    長い間ご愛読ありがとうございました。ジャック・ルー先生の次回作にご期待ください!!