【4月30日 AFP】幸せはお金で買え、しかもお金が多いほど多くの幸せが手に入る──米ミシガン大学(University of Michigan)の経済学者による研究が、29日発行のアメリカ経済学会(American Economic Association)の専門誌「アメリカン・エコノミック・レビュー(American Economic Review)」5月号「Papers and Proceedings」に発表された。 財産と満たされた生活の関連性は驚くべきことではないが今回、米ミシガン大のベッツィー・スティーブンソン(Betsey Stevenson)氏とジャスティン・ウォルファーズ(Justin Wolfers)氏による研究の注目点は、収入が基本ニーズを満たすレベルを一定超えるとその効果は薄れていくとした従来説を否定していることだ。2人は論文の中で、所得と幸福感の相関関係に「飽和点