5月15日、予想を大きく上回る高成長となった2014年1─3月期国内総生産(GDP)で、目立ったのが設備投資の飛躍だ。写真は京浜工業地帯の工場。昨年12月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai) [東京 15日 ロイター] - 予想を大きく上回る高成長となった2014年1─3月期国内総生産(GDP)で、目立ったのが設備投資の飛躍だ。消費税引き上げ後の経済にとって、新たな主役が登場した。反動減から早期回復期待が強まっている消費、そして設備投資という内需の2本柱に明るさがみえ、期待外れとなりそうな外需を補って景気のけん引役となりそうだ。 また、GDPデフレーターが4年半ぶりにプラス転換し、デフレ脱却へ大きく前進した。ただ、円安一服で今後の物価押し上げ圧力低下へのリスクは大きい。黒田日銀総裁が主張するように、インフレ期待の高まりがこれを補ってデフレ脱却が確たる動きとなるのか、大きな注目
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