装丁を見るのが好き! ぜんぜん詳しくないけど! たとえば、本屋で本を買うか買うまいかの瀬戸際。それが漫画なら、当然、表紙イラストが購入の大きな判断材料となるんですが(ジャケ買いという言葉があるぐらいね)、表紙イラストと同じくらい―ーいや、それ以上に重要なのが〈装丁〉です。 コミックスの表紙において、イラストはいわば〈素材〉。それを活かすも殺すも装丁次第なわけで、「わぁ、この表紙ステキ!」とアナタが思ったとき、それは漫画家の画力と同時に、装丁家の調理法の勝利を意味します。それぐらい、装丁は「本と読者をつなぐ橋渡し役」として重大な任務を背負っているのです。 基本的に「スムーズに読書を促す」ための、シンプルに整ったデザインが良しとされる世界と思いますが、たまにデザインが前面に乗り出してるかっちょいいコミックスなんかを見つけると、おおッ!と胸湧き躍りますね。 遊び心溢れる漫画単行本の装丁(フラン☆