Markdownでリンクを作成する方法には2種類ある。インラインで記述する方法が最もよく使われており、必ずHTMLに変換するということならばこれだけで十分とも言える。もうひとつの参照形式で記述する方法はほとんど使われていないが、Markdown文書をテキストとして読む場合に、ともすれば長くなりがちなURLが本文に挟まらないので格段に読みやすさが向上する。 This is [an example reference-style link][1]. [1]: http://example.com/ 参照形式ではこのような形でリンクを作成する。本文では[link text][id]という形で書き、文書の最後に[id]: URLという形で書くわけだ。ちょうど脚注のような形になる。[id]: URLは任意の場所に書くことができるが、読みやすさと書きやすさの両面から最後にまとめて書いた方が良いだろう。