米国で深刻な技術者流出:「採用者の60%が外国籍」 2008年3月28日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (0) Sarah Lai Stirland ワイヤレス機器用チップメーカー、米Qualcomm社の最高経営責任者(CEO)を務めるPaul Jacobs氏は、現在の「米国で起きている現象の中でも最も恐ろしい出来事」の1つは、才能ある技術者や技術資金が、中国およびインドへ流出していることだと指摘した。 Jacobs氏が以上のような発言をしたのは、シリコンバレーや世界の技術政策におけるキーマンが集まる年次会議、『Tech Policy Summit』の席上だ。3月26日(米国時間)にロサンゼルスで開幕したこの会議の中で、Jacobs氏は「米国で訓練を受けた学生たちは、その後母国に戻る。すると、こうした技術者たちを追うように、米国からベンチャーキャピタルの資金が送られる」と述べ