米カリフォルニア州沿岸部を巡視する沿岸警備隊のカッター(2020年4月28日撮影)。(c)AFP PHOTO /US COAST GUARD/AIDAN COONEY/HANDOUT 【10月24日 AFP】米政府は23日、中国が南シナ海(South China Sea)の漁場で「不安定化を招く悪質な」行為を続けている事態に対処するため、沿岸警備隊の艦艇を西太平洋に配備する方針を発表した。 ロバート・オブライエン(Robert O'Brien)米大統領補佐官(国家安全保障担当)は、中国は「違法」な漁を「野放し状態」で行い、周辺国の漁船に「嫌がらせ」をしていると非難。国土安全保障省傘下の米沿岸警備隊が、西太平洋で艦艇の母港化を戦略的に進めており、こうした艦艇で漁船の支援をはじめとする海上治安活動を行うと明らかにした。 オブライエン氏は、「沖合での監視や取り締まりの実施能力が限られている同海域
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