今日はリーンスタートアップの実践をテーマに、顧客開発モデルのポイントをご紹介しようと思います。 今回取り上げるのは「顧客仮説の記述」です。 ご存知の通り、リーンスタートアップ(顧客開発モデル)の最初の一歩は仮説の記述からです。特に顧客・ユーザの抱える課題を記述することから、すべてのリーンスタートアップは始まります。 この最初の一歩「課題仮説の記述」の最大のポイントはたった1つ。 「そのサービスによって課題を解決できると思うユーザを、具体的にターゲットしながら課題を記述すること」 です。 ちょっとわかり辛いと思うので、サンプルでご紹介します。 例えば、あなたがインターネットで写真データのプリントを注文できるサービスを検討していたとします。 このサービスを利用するであろうユーザを想定せずに課題仮説を記述した場合には、きっと以下のような記述になるのでないでしょうか。 「デジタルカメラが普及しても