【AFP=時事】リオデジャネイロ五輪の国別メダルレースで、中国がかつて「落ち目の帝国」とさげすんだ英国に次ぐ3位で停滞していることを受け、中国のスポーツファンからは、自国の選手やスポーツ機関を批判する声が相次いでいる。 【特集】リオデジャネイロ五輪 大会12日目のこぼれ写真 中国メディアは当初、同国代表の比較的悪い成績を特に問題視せず、選手らの競争精神を称賛し、五輪はメダル獲得数がすべてではないと論じていた。 だが17日には、国営の新華社(Xinhua)通信でさえもいらだちを隠しきれず、公式ツイッター(Twitter)アカウントへの投稿で、「#GBR(英国)でさえも、金メダルの獲得数が中国より1個多い」と指摘。さらに体操では全種目で金メダルを逃すという「最悪の五輪大敗を喫した」と批判した。 同通信が前日に行った投稿はさらに率直な内容で、英国が世界一の人口を誇る中国を金メダル獲得数でリ