熱中症の危険が高まる季節が今年もやってきました。この記事は、主に中高の運動部員のみなさんに読んでもらいたいものです。大人の方は、周囲にいる子どもたちに危険を伝えてください。去年も書きましたが、今年も同じことを書きます。 【写真】球場での熱中症を想定した訓練なども行われている 毎年、熱中症でみなさんと同年代の部員が亡くなったり、意識不明になったりしています。 今年も事故が起きました。12日に、大津市の中学校で、男子ソフトテニス部の2年生が、熱中症で救急搬送されました。 練習中にサーブミスが目立った罰則として、顧問の先生から、「校舎の周りを80周走れ」と命じられ、午後4時半ごろから走り始めました。9周目に倒れていたのを工事業者が見つけたそうです。大津市の夕方の気温は30・1度でした。 幸い、2年生は退院しました。そして、校長が「一歩間違えば生死に関わる理不尽な指導だった」と認め、謝りました。
![運動部のみんな、熱中症「無理」「もうダメだ」の勇気を(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/a77a5dc4061f6befd37b598a473f94a5c4e7a662/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flpt.c.yimg.jp%2Famd%2F20180714-00000085-asahi-000-view.jpg)