gansuke @soulgan 大学1回生のときに有機化学の教授が離していた「昔研究室にあった大量の古い金属ナトリウムを処分しようとしたが、廃液処理代が勿体ないので何重にも紙にくるんで淀川に流したら、ちょうど鉄橋の下で紙が溶けて爆発して橋の上を通っていた阪急電車を止めた」というよくできたすべらない話を思い出す。 2015-01-31 21:05:29
ポイント ケトンの炭素をゲルマニウムに置換したヘビー級ケトン「ゲルマノン」を初めて合成 ケトンとは反応しない二酸化炭素が、ゲルマノンとは反応して環状化合物を生成 新しい化学反応・触媒反応の開拓と新たな機能性物質デザインの可能性を開く 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、安定な有機化合物であるケトン※1の炭素原子をゲルマニウム(Ge)に置換したヘビー級ケトン「ゲルマノン」の合成・単離に初めて成功し、ケトンにはない反応性を見いだしました。これは理研基幹研究所(玉尾皓平所長)機能性有機元素化学特別研究ユニットの玉尾皓平ユニットリーダー、松尾司副ユニットリーダー(JSTさきがけ「新物質科学と元素戦略」研究者)、李良春(リ・リアンチュン)特別研究員らと、先端技術基盤部門物質評価チームの橋爪大輔専任研究員、京都大学大学院工学研究科分子工学専攻の田中一義教授、笛野博之助教の研究グループに
ケミカルパズル (化学パズル) といえば Royal Society of Chemistry から出版されている Chemistry Su Doku や Chemistry Crosswords を思い浮かべる方も多いかもしれません。日本では、雑誌 『化学』 に Chemistry Su Doku が、雑誌 『現代化学』 には日本語の化学クロスワードが掲載されています。しかしながら、これらのパズルは既存のパズルを化学風にアレンジしたにすぎません。例えば Chemistry Su Doku は数独の数字を元素記号に置き換えただけで、パズルそのものは数独となんら変わりありません。 そこで、オリジナルのケミカルパズル (化学パズル) を考えてみました。ルールはとってもシンプルで、特別な化学の知識も必要ありませんので、ぜひ解いてみてください。 ◆ ルール ・ 各原子は上下左右の原子と単結合、二重
Angewandte Chemieの編集長Peter Gölitz(ピーター・グゥーリッツ)氏に対するインタビューがChemstryviewに掲載されていました。 30年間編集長を続けた彼が、現在ドイツ最高で国際的にも有数な化学ハイジャーナルであるAngewandte Chemieを如何にしてつくりあげたのか?その秘訣に迫る興味深い内容でしたので紹介しようと思い、翻訳いたしました。 一流の化学雑誌を作るために大切なこと 「インパクトファクターのせいで我々の仕事は難しくなっている」 Angewandte Chemieはドイツ化学会の論文雑誌のフラッグシップだ。Nachrichten aus der Chemie (化学ニュース、化学と工業にあたる)はAngewandteがその地位にある理由を、Angewandteの編集長Peter Gölitzに尋ねた。 Q Gölitz博士、あなたが編集
京都大生存圏研究所(京都府宇治市)の矢野浩之教授(生物材料学)は21日、カニの甲羅を透明にすることに成功したと発表した。熱に強く柔らかな材料として、有機ELディスプレーや太陽光発電の素材への応用が期待できるという。英国王立化学会の専門誌「ソフトマター」に掲載される。 カニの甲羅は、「キチン」という高分子の極めて細い繊維からできている。研究グループは、化学処理してたんぱく質などを除いた甲羅に、アクリルなどの樹脂を染み込ませると透明化することを発見した。 この原理を応用し、たんぱく質などを除いた甲羅を粉末にして紙でろ過し、樹脂を加えて透明シートを作製。シートはキチン繊維の効果で、元の樹脂より10倍も熱に強く、ディスプレー基板にも十分な強度があるという。ガラスと違ってロール状にもでき、加工も容易だ。 矢野教授は「カニやエビだけでなく、将来は植物繊維も利用できるだろう。バイオマス資源の可能性がさら
イスラエル工科大(Israel Institute of Technology)のウェブサイトに掲載されたダニエル・シェヒトマン(Daniel Shechtman)氏の写真(2011年10月5日作成)。(c)AFP/ISRAEL INSTITUTE OF TECHNOLOGY 【10月5日 AFP】スウェーデン王立科学アカデミー(Royal Swedish Academy of Sciences)は5日、イスラエルのダニエル・シェヒトマン(Daniel Shechtman)氏に2011年のノーベル化学賞を授与すると発表した。 シェヒトマン氏が発見した高度に規則正しくシンメトリカルだが、同じパターンが繰り返されることがない準結晶(quasicrystal)を選考委員会は「驚くべき原子のモザイク」と表現した。素人の目には、このパターンはイスラムの抽象美術のように見える。 準結晶は実験室の中で発
見よ、核の周りを回る電子軌道を捉えた世界初の画像を!2011.09.03 12:006,326 satomi 芋虫...じゃないよ、電子軌道を捉えた世界初の画像...です。 IBMが分子構造と原子結合の3D視覚化に成功して2年...あれを無限に超えるブレイクスルーですね! 原子核の周りを回る電子軌道経路の姿については物理学者もこれまで擬似モデルや仮説で補ってきたんですけど、それがこうして画像として目で見れるなんて。大変な朗報かと。 IBMのペンタセン分子(e)の時もそうでしたけど、今回も電子軌道撮影に使ったのは原子間力顕微鏡(AFM:Atomic Force Microscope)です。原子大の探針を使い、その尖った先端の下を通過する原子1個1個を測定する顕微鏡ですね。 下のc、d、fは数学的に再現した「こうあるべき姿」のモデルで、上のaとbに映ってる濃いグレイの帯、これがペンタセン分子の
化学者のつぶやき 有機化学者のラブコメ&ミステリー!?:「ラブ・ケミストリー」 2011/3/3 化学者のつぶやき, 書籍・ソフト・Web 投稿者: webmaster [amazonjs asin=”4796688579″ locale=”JP” title=”ラブ・ケミストリー (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)”] 僕はブラウザを閉じて、局所排気装置(ドラフト)に向かった。 ドラフトのガラス戸を持ち上げ、反応を行なっているフラスコのガラス栓を外す。ガラス製のキャピラリーを反応溶液にちょんと浸け、ほんの少しだけ中身を吸い取る。急いで実験台に戻り、薄層クロマトグラフィー(TLC)用のガラス板に、反応溶液をスポットする…. ??となっている読者様が大半だと思います。 有機化学者特に合成化学者にとって、”日常の行為”であるこの文章は上記の「ラブ・ケミストリー」という本の中から引用しまし
豚の貯金箱(Yeah) @nattogohan_suki 期末試験の終わったがらんとした図書室で化学反応式をいじっていると、シリカさんが入ってきた。彼女はまっすぐに僕のそばまでやってくる。 「芳香環?」 「うん」 視線はまっすぐ僕に向く。 「軌道にπ電子がどう埋まっていくかを考えればすぐにわかる。ヒュッケル則なんて覚える必要ないでしょ」 2011-02-22 00:35:20 豚の貯金箱(Yeah) @nattogohan_suki 「いいんだよ、練習してるだけなんだから」 「反応式いじりが好きなら、ベンジン環に置換基をいろいろつけてみると楽しいよ。」 シリカさんは隣の席にすっと座り、耳に口を寄せてささやく。シリカさんは少し変わっている。ベンゼンのことをいつもベンジンと言う。 2011-02-22 00:39:06 豚の貯金箱(Yeah) @nattogohan_suki 「配向性って知っ
文化財に被害 合成樹脂原因か 2月18日 5時11分 東京の上野東照宮の建物に描かれた絵や、奈良の元興寺の板絵など、各地の貴重な文化財に、絵の表面がはがれるなどの被害が相次いでいることが、東京文化財研究所の調査で分かりました。絵の修復に長年使われた合成樹脂が原因とみられ、文化財の被害は数百件に上るのではないかとみられています。 問題の合成樹脂は「ポリビニルアルコール」と呼ばれ、文化財の修復現場で、古い絵の表面がはがれるのを防ぐために、塗られていたものです。昭和20年代から広く使われていましたが、数十年たつと劣化することが分かり、合成樹脂を修復に使っていた文化財の被害が各地で相次いで報告されています。このうち建物が重要文化財に指定されている東京の上野東照宮では、壁などに描かれた絵の一部がはがれたり、見えにくくなったりする被害が出ています。また、奈良の元興寺の重要文化財に指定されている「板絵智
『Mad Science』の著者に聞く! 2002年のイグノーベル賞で化学賞を受賞したセオドア・グレイ氏。『Mad Science──炎と煙と轟音の科学実験54』(オライリー・ジャパン)を執筆するなど科学者としての一面を持つが、本業は世界中で使われている数式処理ソフト「Mathematica」の開発者でもある。今回はそのグレイ氏の来日を機に、科学実験や本業との関わりについてお話を伺った。 セオドア・グレイ氏。米「Popular Science」誌でコラム「Gray Matter」を連載中。科学技術計算用ソフト「Mathematica」の開発会社Wolfram Researchの共同設立者であり、役員を務める。"元素コレクター"としても知られ、「世界一美しい元素周期表」を制作・販売するほか、元素や周期表を集めたWebサイト「The Photographic Periodic Table of
This is a fabulous book, and a real education too - a beautiful introduction to hands-on chemistry. Theo Gray brings us dozens of experiments in minute, clear, and loving detail, and each one becomes a door onto the marvels of how chemicals react. Whether he is showing us how to make table salt from its violent elements, or, in a quieter vein, to make one's own nylon thread or "lead" pencils, Gray
お知らせ Posted by Sales : 2010-10-04 16:29 2010年10月9日の18:30から、日本テレビ系列で放送される「日テレ系人気番組が大集合!世界一受けたい授業 秋の最強先生来襲スペシャル」に『Mad Science』の著者であるTheo Gray氏が出演します。人気科学実験プロデューサーの米村でんじろう先生と共演。「秋の大実験対決スペシャル!」として『Mad Science』で紹介された科学実験を紹介する予定です。 また、今回の撮影のために来日した際、幾つかのメディアとのインタビューを行いました。その様子がASCII.jp、RoboConマガジンなどに紹介されています。こちらも合わせてご覧ください。 [日テレ系人気番組が大集合!世界一受けたい授業 秋の最強先生来襲スペシャル]
・・・しかし本書は、真っ先に頭の中に思い描かれるような実験書とは、全然違っています。 もっともわかりやすい違いは何か? それは「掲載されてる実験が激アブナイものばかり」という点にあります。 なにせサブタイトルからして『炎と煙と轟音の科学実験54』。そこはダテじゃありません。 果たしてどれだけヤバイ内容なのか?・・・これは「百聞は一見に如かず」。本書に”実際に”書かれてるアリエナイ例を、ご紹介しましょう。 その①: 危険過ぎる製塩法 「塩素ガスと液状ナトリウムから食塩を合成して、それをポップコーンの味付けに使う実験」がまず最初に記されています。 ・・・Σ(゚д゚) エッ!? ナニ?何だって?・・・(つд⊂)ゴシゴシ・・・いやいや見間違いではないです。確かにそう書いてある。 説明文からして狂っているとしか・・・いやいや、真実はいつもたった一つ! 動画を最後まで見れば分かる・・・見れば分かる
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