断食や、糖質制限ダイエットを始めると、呼吸や身体が臭くなる。 オシッコや口臭がリンゴっぽい、甘酸っぱいような臭いになったら、原因は脂肪を燃やしたときにでる、ケトン体(アセト酢酸・アセトン)である。 というのも今まで山ほど食べていた炭水化物(糖質)の量が大きく減ると、その分、エネルギー不足に陥るので、身体は身体に蓄えている脂肪をエネルギー源にする。 身体に蓄えられているブドウ糖は約半日分しかないので、1日断食すれば、アセトンの臭いが出てくることになる。 その過程を具体的に言うと、脂肪を肝臓で分解して、グリセロールと脂肪酸というモノに作り替える。 グリセロールからはブドウ糖(グルコース)を作り、脂肪酸からはケトン体という燃料を作る。 ケトン体とは、アセト酢酸、β-ヒドロキシ酪酸、そしてアセトンの3つなのだが、昔のマニキュアの除光液や、プラスティック接着剤のような匂いがする。 このケトン体が血液