高速船「テクノスーパーライナー」の実用船が、実運用されることなく解体されることが決まったようだ。(SankeiBiz)。 現在、テクノスーパーライナーは建造した三井造船が所有しているが、買い手が見つからないために解体業者に売却する予定とのこと。テクノスーパーライナーは時速72キロという高速で航行するものの、燃料費の高騰などが原因で実運用されないままの解体となる。 ちなみに、このテクノスーパーライナー、何度か試験航海は行われたほか、東日本大震災の際には宮城県石巻氏の石巻港に停泊して宿泊施設やシャワー・食事を提供する場として使われたという。