わずか15分で生命の危険も 車内の熱中症による子どもの死亡事故を防ぐには?自動車会社のホンダは「2020年頃の新型車をターゲットに、子どもの熱中症事故を防止する機能の搭載を検討している」と回答した。 7月24日、奈良市内の駐車場の車の中で、9歳の男の子が熱中症とみられる症状で死亡した。同行の母親は病院に行くために、発見された午後2時55分頃までの1時間半ほど、子どもを車内に残していたという。その日の奈良市内の最高気温は34.1度。 また、8日にも、静岡県湖西市内のパチンコ店の駐車場の車の中で、1歳11カ月の男の子が熱中症とみられる症状で死亡している。 同行していたのは父親。午前11時から午後1時まで子どもを車内に残し、パチンコをしていたとみられる。その日の湖西市内の最高気温は32度。 この時期、車の中では何が起きるのか。JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の実験結果によれば「わずか15分で
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